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カテゴリ:日本酒
北海道 旭川市 えぞ乃熊・彗星・純米酒・生酒 Ezonokuma Suisei JunmaiShu Namazake 高砂酒造株式会社 Takasago Shuzou KabushikiGaisha 森本良久(杜氏) 北海道産彗星100%(精米歩合60%) 協会14号酵母使用 2015年4月製造(瓶詰) 2016年1月蔵出 日本酒度 +2 アルコール分 15 購入価格:1350円(720ml) 香りはスイカ、水っぽい梨、粥? 出力は弱め。 澄んだ甘味とジワリと迫る旨味感。 なかなか綺麗な味。 生酒特有のこの瑞々しい味わいも全体の味を統制するのに大活躍。 特に甘味の出力と出方を全力サポート。 酸味の出方が控えめな気がするが、それはこの協会14号酵母の特徴らしい。 元々彗星という米もスッキリした味を出す酒米らしいので、こういうものなんだろう。 確かにこれで下手に酸の感覚を出したら、無駄に厚い重苦しい感じになってたかもしれない。 開栓20分弱(温度上昇?)でちょっと酸味の感覚が出てきたかも。(室温21℃、湿度30%) 少ししつこい印象は有ったが、飲んでしまえば余韻は旨味が包んでくれて 特に気にならない。酸は有っても無くてもどっちでも大丈夫だな。 日本酒の酵母と言ったら、 6号(香り控えめ味重視)・7号(味と香りのバランス型)・9号(澄んだ甘味と強い香り) が主流と思ってて、14号というのは初めて。 9号の酒に近いが、9号程甘味や香りがうるさくない。(まぁ知ってて飲んでも分からんな) 「生酒」ってのがとことん上手い事働いてて、あっさり終わりそうな味のはずが、甘味と旨味の伸びとバランスが 確りかつ丁寧に主張するように。 料理は醤油系の味に向いてると思う。 塩味よりももっと旨味との相性が高い感じ。 イカの沖漬けなんか有ったら最高。(塩辛も悪くはないが、選べるなら沖漬け) 魚の刺身より醤油を使った煮魚。(味噌煮では味がクドくなる) 少し温度が上がったら、野菜の天麩羅も良い(塩と天つゆ どちらもOK) 値段相応。 最初はちょっと高価いか?とも思ったが、約2合を40分以上かけて飲んで行く内に、相応レベルに上がった。 火入れ と 生酒の2パターン有るみたいだが、多分(好みの問題抜きにして)生酒の方が美味いと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/02/10 04:33:20 AM
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