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カテゴリ:オーストリア
もらいもの オーストリア(オーストリー) ブルゲンラント州 キュヴェ・ドーラ・バリック・エクスクルージヴ・キュヴェ・リザーヴ2012 Cuvee Dora Barrique Exclusiv Cuvee Reserve レンツ・モーザー (?) Lenz Moser ツヴァイゲルト、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン 割合不明 品種ごとに別々に醸造、フレンチバリック樽熟成12ヶ月、瓶詰め前にブレンド アルコール分13.5% 輸入:--- 参考価格:1300円前後(?)(ドーラのキュヴェ違いのボトルが10ユーロ位らしい) 色は綺麗な紫。 香りはカシス、ブラックベリー、トースト、革、プラム、プルーン、黒糖、セロリ?古いバルサミコ酢? 味は渋味と薄く苦味を伴う酸味。余韻に苦味と甘味を伴う薄い渋味。 生肉の様な、少し鉄分を感じさせる果実の雰囲気に、青臭さが伴う香り。 渋味は有るが、そこは軽く流して、苦味の絡んだ酸味を軸に送り出す。 樽の効き方と果実感の出方は、スペインワインに近い。正直、オーストリアっぽさは無いかな。 知らずに飲んだら 香りボルドー味スペインワイン としか思わない。 言い換えれば、フランス や スペインと比べても遜色無いレベルのワインが出来てるとも言えるが。 まぁ、無難に美味いワイン。抜栓90分以上の時間経過でも変化無し。 果実感は弱いが「バリック」の名を冠するだけあってか、樽熟の雰囲気で味に勢いを演出し、飲み応えをつくる。 飲み手の好みは有るだろうけど、飲んでて 物足りなさ や 違和感は無かった。 渋味が有って樽の効いた、所謂「赤ワインらしい赤ワイン」が好きな人には充分納得いく味わい。 ボルドー、又はスペインの赤が好みの人なら、理解し易い味わい。 ワインの果実感がやや控えめなので、そこに樽の雰囲気を出してボリューム感の補填。 ツヴァイゲルトの割合が多いのか(?)、カベルネっぽさはあまり無い。 適度に肉の味が楽しめる料理に合う感じ。 ワインの樽感に対応しつつ、果実感を活かして、それでいて肉の甘味が上手くワインをサポート出来る様な料理・・・。 これはハンバーグだな。和風でも洋風でもソースで味の微調整が効くし、調理で歯触りもアブラ感も制御出来る。 又は、ちょっと厚めの豚肉のソテーに、塩胡椒の効いた感じの味もハマる気がする。 一応、値段相応? 感覚的には1000円程度の味の勢いだったが、「樽の厚み」と「オーストリアの赤ワイン」という点を考えて、+300円~500円上乗せ。 良い意味で無難な赤ワイン、なので「オーストリアワイン」という点に興味が無ければ、特にこのワインを飲んで感心する事は少ないかも。 日本に輸入したら、税金含む諸経費込みで売値1500円~2100円辺りかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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