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カテゴリ:日本酒
長野県 伊那市 斬九郎・特別純米・芳醇辛口・火入れ Zankurou TokubetsuJunmai HoujunKarakuchi Hiire 宮島酒店 Miyajima Saketen 長野県上伊那産美山錦100%(精米歩合61%) 11号酵母使用 2016年2月製造 2016年3月出荷 日本酒度 +8 酸度 1.8 アルコール分 15 購入価格:1404円(720ml) 香りはスチールウール、スポンジ、蒸し米、瓜? あまり良い感じの香りではない。 甘味はそれ程無く、余韻に苦味と酸味が口内を回る。 元々辛口である事がウリの様なので甘味が弱いのはいいのだが、特徴が見えにくくなってる。 正直、余韻だけだと厚みにも欠けるし、香りも冴えなくてパっとしない。 新潟辺りの本醸造酒に近い雰囲気。 辛口酒としては真っ直ぐな味わいで、その辺は好みの問題で好き嫌い出易いと思う。 新潟の淡麗な味が好きな人なら気に入るかも。 ★燗酒にしてみた★(湯呑みに100ml強を電子レンジで約25秒、体感40℃程度) 香りは葛湯、綿飴、白湯? 淡い味わいで、よくある辛口日本酒の燗酒の特徴の範囲内。 香りは多少良くなった気がするが、味の印象は大きくは変わらない。 酒単体では物足りなさを強く感じる。不味くはないけど美味くもない。 (好みの問題が大いに有るが)飲んでて良い印象が残らない。 辛口の割に味わいにキレが有るのか無いのかよく分からないが、余計な味はしないので、万人向けの飲み易さ自体は有るには有る。 う~ん、イマイチ美味しくない。 味に辛口酒の良さを感じにくく、香りがショボい、余韻も少しうるさい、品種やつくりの良さを感じにくい。 食中酒としては、料理の味を邪魔しないニュートラルな味で、それが長所なのかも。 料理は塩か醤油の味の物かな。 今回、カツオの刺身をツマミにしたが、醤油の塩分で酒の旨味や酸味が単独時よりも際立った気がする。 これは酢や味噌が相手だと、クドくなって酒が着いて行けないかも。 やっぱり料理が一緒じゃないと活躍のさせ方が分からない。完全に食中酒向け。 値段以下。 やや厳しく言うと、1000円前後の格とほぼ同等。(少なくともその価格帯の酒で十二分に代替可能) 「1400円」の「美山錦」の「特別純米」に自分が期待した要素は無かった。 今となってはどうでもいい(?)が、精米歩合が61%なのに特別純米の表記っていいのかな? (※基本的に特別純米と書くには精米歩合が60%以下でないとダメ、だったはず) 瓶詰めしてから出荷するまでの1ヶ月の熟成期間が "特別" アピールの根拠!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/05/16 04:06:33 AM
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