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カテゴリ:ブルゴーニュ:マコネー
コンビニじゃないけどワゴンセール漁り品後編 ブルゴーニュ マコネー地方 マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー2015 Macon Villages Nouveau アルベール・ビショー Albert Bichot シャルドネ100% アルコール分13% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:1107円(2214円の処分特価50%off) 色は薄い黄色。 香りはグレープフルーツ、塩水、シロップ、レタス、梨、ピーナッツ?生姜? 味は苦味と薄い甘味。余韻に薄い酸味と薄い苦味。 スッキリした味。 柑橘にちょっとの青臭さ、蜜感は意外と有りそうでやっぱり無い。 余韻の酸と柑橘の香りでシンプルな味にボディーを主張。 苦味は有るが強いものではなく、後から果実感が追ってくる。 スッキリし過ぎて起伏に欠けるが、新酒ならこんなもんだろう。 もう少し酸味がハッキリ出ていれば、もっと味が明確になって飲み応えが出たと思うが。 開栓40分程度で香りが強まってきた。(室温22℃、湿度50%) 味はさほど変化無し。温度上昇には結構強いみたい。 開栓直後は香りの柑橘感が酸を支えてると感じたが、 香り出力が上がった事で、味が変化することはなかった。 余韻の苦味が思ったよりも早く出てくる感じで、キレが有る様な無い様な。 これがスッキリ感を増す形で働くんだが、味の伸びを早い段階で遮られるみたいで、ちょっと惜しい。 まぁそこはそれ、ヌーヴォーなんだから軽めにスッキリで悪い事はない。 総合的には、普通のシャルドネワイン。 3月のアンリ・フェッシのマコン・ヌーヴォーと比べると、香りが弱く、味もイマイチ見所が薄い。 時間経過の安定感は感心したが、結局はガブ飲み向けのスッキリ系シャルドネ。 ヌーヴォーとしてはそれで正しいんだろうけど、あまり飲んでて面白くない。 これと似た様な味のガブ飲み向けスッキリ系シャルドネなら1000円以下でいくらでも有るし、解禁直後のお祭り感込みでも、楽しく飲める様な個性が無いのでは流石に厳しいと思える。 アンリ・フェッシの方は香りのキャラが立ってたが、今回のアルベール・ビショーのは悪い意味でありふれたワイン。 スッキリ軽めの白なので、揚げ物や牛肉類(ローストビーフ+岩塩を除く)でもなければ大体何にでも合う。 サラダか鶏肉に合わせたい。 大穴で、中華料理の棒々鶏(バンバンジー)がハマりそう。 胡麻ソースで甘味を補填し、スッキリ感には肉の旨味と脂のコクで補填。 1107円で値段相応。 去年11月がどんな味だったのかは知らないが、今飲むのなら大体1000円で妥当。 1000円のワインとしてはそこそこ。 もし11月の解禁直後で、この味の2000円オーバーだと全く興味が湧かない。 で、約半年前ならもっと良い味だった、とは飲んでて思えないのよね。 「アルベール・ビショー」「マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー」の名を載せて約1100円ならまだ買う気になれた。 それはマコン・ヴィラージュではなく、普通のシャルドネワインとして、ってだけだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/05/23 04:12:27 AM
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