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カテゴリ:ラングドック:1000円未満
ラングドック・ルーション ヴァン・ド・ペイ・ドック フォルタン・ド・フランス・シャルドネ2015 Fortant de France Chardonnay ロベール・スカリ Robert Skalli フォルタン・ド・フランス シャルドネ100% 樽発酵? アルコール分12.5% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:856円 色は薄い黄色。 香りはレモン、塩水、オレンジの皮、シロップ、ピーナッツ、セージ?蜂蜜? 味は苦味と薄い酸味。余韻に酸味を伴う苦味と薄い甘味。 まあまあかな。 柑橘を軸に薄いながらもナッツや蜜感を感じさせる雰囲気の香りを出す。 味も苦味と酸味が穏やかに流れ、余韻をオレンジの様な甘味で締める。 全体のバランスが良い。 苦味と酸味を支える柑橘香と蜜香、余韻もシンプルに伸ばし、同じく香りの流れを活かす。 もう少し甘味が明確なら、いかにもラングドックらしい重みも感じられたかも。 良くも悪くもシンプルな構成。(どちらかと言うと悪い寄り) 飲んでて飽き易い。バランスの良さ故の起伏の緩さも原因。 価格以上の期待は禁物。でも分かってて飲むのなら許せるレベル。 15分程度の時間経過(温度上昇?)で苦味と酸味の張りがダレてきた。 香り出力も落ちてきて、香りで支えられてた味の部分がよりシンプルな方向に。 この苦味を旨味の一種と感じられなくもないが、当初のバランス感とは 毛色が変わってきた。余韻も弱り、安っぽさが際立つ。 冷温キープが無難。(室温25℃、湿度63%) 南フランスの安シャルドネとしては、まあまあ それなり。 シチリアの白の、もう少し酸味や甘味を大人しくした感じかな・・。 シンプルな味わいだが、その分 正統派の万人向け。 チリやカリフォルニアの1000円クラスのシャルドネに匹敵する部分が有る、流石フランスの底力。 90分程で香りがオレンジの皮、水飴? ほぼ抜けた感じ。 味は苦いと薄い酸味。余韻に苦味。 温度は体感で16℃前後?。温めで、およそ白ワイン向きの温度ではない。 酸味はほとんど感じず、苦味も強まったりは無い。でもこれはこれでアリか!? スッキリ感は無いが、独特のボリュームと旨味感(?)を感じる。 ただ、これはワインと言うより日本酒に心得が無いと美味いとは思わないかも。 料理は何でもイケる。 牛肉や豚肉の煮込みでもなければ、大体何でも大丈夫。 サラダからマリネ、魚介カルパッチョ、鶏肉料理、生ハム、オイル系パスタ、 いかにもシャルドネ(白ワイン)向きの料理なら何でも合う。 値段相応。 相応だけど、出来は悪くない。上手くいけば1000円も狙えたかも。 実際1000円だったら埋もれる凡庸さだったが、これで約850円なら十分上出来。 ★楽天検索 フォルタン シャルドネ★ 楽天扱い約6件 1016円~1415円 平均1200円前後 ん~、この価格だとやっぱり埋もれるな。 もし1000円だったらチリやイタリアに潰されるし、それならもう+200円位してもっと別のワインを選べる。 今回は800円そこらで買えたからこその好評価であった。 「800円台中盤」で、「フランス」の、「シャルドネ」が必要であるなら存在感アリ。 そうでもなくて、価格や産地にこだわらないならば、やや悪い意味で普通のシャルドネ。 こうなるとオススメはしない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/10/01 03:23:15 AM
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