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カテゴリ:日本酒
新潟県 阿賀野市 白龍・契約栽培米・純米吟醸 Hakuryu KeiyakuSaibaiMai JunmaiGinjou 白龍酒造株式会社 Hakuryu shuzou KabushikiGaisha 五百万石100%(精米歩合55%) 2016年11月製造 日本酒度 +3 酸度 1.4 アミノ酸度 1.2 アルコール度 15 購入価格:1500円(1800ml)(3240円の商品入れ替え特価) 香りは蒸し米、綿、鉄? 吟醸酒感は無い。 旨味の様な薄い苦味が支配的。 酸や甘味の流れは非常に緩やか。 今回常温(室温23℃、湿度63%)で開けたが、妙にモッタリとした重い雰囲気を感じる。 うるさい香りも無く、変に甘味がシャープに主張する事も無い。 純米吟醸を名乗るには、あまりにも大人しい酒質。 全体的に、辛口でも甘口でもない、中庸の味わい。 口当たりは重そうに感じたが、味のキレは良い。 五百万石の割にはスッキリ感が有りそうで無いが、このキレの良さで淡麗な印象を演出。 ☆ピュータータンブラーに注ぎ、氷水の中に置いて急速冷却☆ 香りはそんなに出方は変わらず。 冷温の感触で甘味と酸味は出易く(と言うか苦味が感じにくく)なった。 酒に重みや厚みが出てきた感じ?これは1年経過の熟成による変化だろう。 吟醸酒感はほぼ無く、割と普通の純米酒に近い。 今回はやってないが、冷酒でなければ ぬる燗が推奨されてた。 このややモタついた味が燗酒になると、ちょっとした ふくらみと勢いをもたらすのだろうと想像。 新潟の純米吟醸らしいと言えば らしい味わい。 甘味や旨味の押しは重視せず、バランスとキレを優先確保。後は重みと口当たりの一瞬の勢いで勝負。 これの下位互換が吉乃川・厳選辛口かな!?(吉乃川・厳選辛口は燗酒用みたいな風潮は有るが) 天麩羅や揚げだし豆腐などの、油っこい料理に合う。 淡白な食材を油絡みの調理をしたものに向いてる。塩か出汁の味がいい。 意外と生魚系には合いそうで合わない。何か食感と甘味が酒とぶつかる感じになる。 元の3240円なら値段以下。 正直パッとしないね。新潟の純米吟醸とはいえ、4合瓶なら1200円弱のレベル。 白龍なら200mlのアルミ缶入り吟醸・しぼりたて・生缶が1個320円位で有るが、あれを10個買った方がコスパと満足度は上かもしれない。 ★楽天検索 白龍 純米 吟醸 契約栽培★ 楽天扱い約3件 方舟と寿産業で4合瓶1620円 方舟と越後銘門酒会1升瓶3240円 味だけなら(なんなら香り込でも)感覚的には1升瓶で2500円位。 「契約栽培米」というのがウリか・・。 新潟県阿賀野市の地元農家が栽培した米を100%使用、という地産地消の概念を楽しむ気概が必要かも。 このある種のプレミア感(?)に通常価+600~1000円位の価値を見出せるかどうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/10/27 05:05:41 AM
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