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カテゴリ:ラングドック:1000円未満
ラングドック IGPシテ・デ・カルカッソンヌ サレイユ(サライ)・ピノノワール2014 Sarrail PinoNoir ヴィニョーブル・サレイユ(サライ) Vinobles Sarrail J.L.(Jean-Luc) Sarrail ピノノワール100% アルコール分13.5% 輸入:株式会社徳岡 購入価格:740円(1058円の処分特価30%off) 色は澄んだ朱色。 香りはアンズ、灰、ブラックベリー、プラム、カカオ、革、バルサミコ酢?カラメル? 味は薄い渋味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に酸味を伴う薄い甘味と薄い苦味。 そんなに悪くないな。 ベリー香とほんのり甘い雰囲気。 渋味基調だが、後から果実的な雰囲気が伸び、ピノノワールらしい流れが見える。 ラングドックのピノにしては色といい香りといい なかなか感心。 流石に香りの内容や出力、味構成はラングドックのピノの浅い流れ。 だが土っぽさや青臭さが無く、渋味も控えめだから、単純に安ピノとしてバランスが良い。 ガブ飲みも出来るし、じっくり飲んでもまあまあ。 酸味が希薄だとか灰の香りが邪魔で苦味が変に強調されるとか、文句の付けどころは結構有る。 しかし「価格の事を無視」して、さらに「ラングドックのピノにしては」という注釈付きでもいいなら、結構上出来。 悪い部分よりも良い部分に注視出来る。 50分程の時間経過(温度上昇)で香り出力減退。 味も苦味が強まってきたかな!? でもこの位は安ワインなら許容範囲。 総合的には、安価な割に良好なバランスの赤ワイン。 産地や品種の事を考えなければ、結構綺麗でスムーズに飲める。 ただし、ピノノワール好きがそれなりに美味しく飲むには「ラングドック産」という情報は必要w。 「単なる赤い水」で終わらないのは、流石のフランスの底力(!?)。 とりあえず肉料理が無難。 アブラはあまり必要無いが、甘酸っぱいソースが有ると良い。 日本式中華の酢豚とか、鶏唐揚げにレモンとか、あまり凝ってない味の料理に向く。 740円なら値段以上。 1000円のラングドックワインと考えれば、そこそこ良い出来のワイン。 200ml強残しで次の日。(抜栓23時間程度経過) 香りはアンズ、ラムネ、インク、ブラックベリー、チョコレート?ミント? 味は渋味と苦味を伴う薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 香りの内容がちょっと変わった。 でもベリーに甘い雰囲気のもの、という基礎部分は変わってない。 味は初日よりも酸味が出易くなった感じ。 全体的に、味も香りも初日より出力が弱っているのは、まぁ仕方ない。 渋味は元々控えめな傾向だったので、飲み応え云々には大した影響は無い。 安ピノとしては初日の方が上だが、安ワインとしての飲み易さは2日目の方が僅かに上かも。 2日目も、740円なら値段以上。 1000円でも納得。 同じラングドックでも、パトリアッシュやアストラックのピノノワールよりも美味い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/07/11 01:14:49 PM
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