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カテゴリ:チリ:900円未満
この1週間でワイングラスをたて続けに2脚破損。 都合7年以上愛用してたシュピゲラウ・カンティーナ・パワーも残り2脚。 そろそろ新しいワイングラスを買う時期かも。 チリ マウレヴァレー レセルヴァ・ピノノワール2016 Reserva PinotNoir シエラ・バトゥコ Sierra Batuco ピノノワール100% アルコール分14% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:780円 色は澄んだ赤紫。 香りはカシス、ブラックベリー、トマト、餡、アセロラ、プラム、赤身肉?鉄? 味は薄く渋味を伴う苦味と、甘味。余韻に苦味と薄い甘味。 ・・・・、何~か違和感が・・(状態異常云々の話ではなくて)。 ベリー系果実にやや重みを感じさせる要素の香り。 味は酸味が薄く、余韻まで苦味が絡み易い。 とにかくアルコール感の余韻が強め。 甘味も苦味も、ウォッカみたいな蒸留酒のアルコール感の味に近い。 果実の厚みではなく、酒(アルコール)の厚みによるボリューム。 チリピノだから、味や香りに繊細さとか綺麗さを求めてた訳じゃないけど、それでもこれは明らかに方向性が違うw。 渋味も酸味も甘味も、葡萄に由来するはずの味覚要素がどこか薄い。 これが最初に感じた違和感の中身。 それでも香りはそれなりにピノノワールの印象が見えたからこそ、何となく飲めた。 ガブ飲みワインに近い軽さと薄さ(?)なんだが、このアルコール感の厚みがガブ飲みするのにストップをかける。 かといってじっくり飲むには足りないモノが多い。 ワインと言うより、「ウォッカに浸けてつくった葡萄の果実酒」を水で薄めた様な感じ。 単純に酒としては決して悪くない。しつこさは無いし、飲み易さはまずまず。 でもピノノワールのワインとしては違和感が取り払えない。 ★思い付きで炭酸水で割ってみた★(足の親指位の氷を1~2個入れて酒1:炭酸水1弱) 果実酒イメージから、サングリアのイメージが湧き、ソーダ割りを試みてみた。 飲んでみると、甘くないカシスソーダって感じ。いかにも有りそうな缶チューハイ風。 水が合わなかったのか、やたらと重い飲み口に。それでも味や香りにあまり変化無し。 普通に飲めるが美味くはないな。これならまだ割らない方が良かった。個性皆無。 だが、こういうワインカクテルだとか言われたら、それなりに納得。 ワインの苦味を制御するために、甘味の有る味のものに向いてる。 香りも気にしなくて良いし、中華料理の酢豚や甘酢肉団子、レバー系の炒め物にも合う。 料理のアブラの甘味が強い味方になる。むしろ、脂のノッた肉をただ焼いただけでも良さそう。 ピノノワールで有りながら、シラーっぽい扱いが出来るのがこのワインの強み? シラーの様な渋味は無く、重くもなく、香りはフルーティーで粗い土香やスパイス香が無いのが特長。 値段相応。 ピノノワールワインと言えば確かにそうだが、一方でコレジャナイ感も強い。 「ピノノワールの葡萄でつくった果実酒」と思えば、何となく納得する。 ちょっとアブラっこい肉料理が有れば、結構美味しく飲めるんじゃないか!?と期待感を持たせる出来。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/11/07 07:50:07 AM
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