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カテゴリ:ロワール
ロワール AOPミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー2015 Muscadet Sevre et Maine Sur Lie ドメーヌ・デ・カントロー Domaine des Cantreaux ミュスカデ100% シュール・リー製法 アルコール度12% 輸入:ローヤル オブ ジャパン株式会社 購入価格:1106円 色はやや薄い金色。 香りはグレープフルーツ、ライム、塩水、粉砂糖、レタス?セージ? 味は苦味と酸味。余韻に薄い苦味と酸味。 柑橘メインの香りに苦味と酸味の二面押しの味構成。 青臭さが無く、酸味の走りを適度に抑えたソーヴィニヨンブランワインって感じ。 味と余韻が香りと一体になって、ゆっくり真っ直ぐ通り抜ける。 軽やかで しつこさも無く、苦味の出方とキレが端整でバランスも良い。 ミュスカデはもっと酸味が目立つものと思ってたが、このワインはそれほど酸が出しゃばってこない。 深く考えずに適当にガブ飲み出来る、飲み易さ・分かり易さはなかなか。 ここでもっと甘味のニュアンスが有ってもよかったな。 でも多分、そうなるとボルドーの白とあまり変わりがなくなってしまうと思うので、ここは好みと役割の問題か。 柑橘感と酸をメインにしつつ、苦味の張りは穏やかで、一歩間違えればちょっと酸っぱ苦いだけのよくある安白ワイン。 ソーブラから青臭さを引き、香りも柑橘感を程々に抑え、でもフレッシュな酸を活かし軽やかな味わいを形作る。 ロワールの白とボルドーの白の使い分け難しさと同時に有用性も思い知る感じ。 似た様な味わいでありながら、明らかに違うニュアンスを持ってるのがよく分かる。 ボルドーの白に合わせる感じでほぼ正解。 だが、マリネやピクルス程、酸味に気を使わなく良さそう。 酸味に合わせるならボルドー白だが、苦味に合わせるならロワールの白。 魚介系ならボルドーの白だが、野菜系の料理ならロワールの白、その中にあって、ミュスカデは いくらか両対応可能なワイン。 値段相応。 約1000円と言われて納得。 「1000円」の「白ワイン」に「ミュスカデ・セーブル・エメーヌ」の産地&品種補正が付いた。 同価格でも、「シャルドネ」より酸味が明快で、しかし「ソーヴィニヨンブラン」より香りが控えめ。 香りや甘味はさほど重要ではなく、それでいて特に酸味をメインに楽しめる白ワインを求める人向け。 「ミュスカデ」のワインを求める人にならこのワインは手堅い一品と言えるかな。 ★楽天検索 カントロー ミュスカデ★ 楽天扱い約8件 1080円~1501円 平均1300円前後 約1000円なら素直に納得する。 1300円となると、「ミュスカデ」「ロワール(セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー)」といった属性への興味が必要。 そこでさらに料理で何かしらの補填なりサポートなりが出来れば、上手い事流れが見られる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/11/21 04:46:05 AM
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