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カテゴリ:イタリア:ヴェネト州
イタリア ヴェネト州 アモーレ・エテルノ・オーガニック2015 Amore Eterno Vino Biologico レ・ディッレ・ディ・アンタネ Le Ville di Antane コルヴィーナ、メルロー、シラー 割合不明(ビオロジック栽培) ステンレスタンク発酵 ステンレスタンク熟成 アルコール分13.5% 輸入:株式会社モトックス 購入価格:1059円(1599円の値下げ特価品) 色は綺麗な紫。 香りはカシス、ブラックベリー、チェリー、カカオ、シナモン、きなこ、革?巨峰の皮? 味は渋味と酸味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。 まあまあ美味い。フルーティーな味。 香りは甘酸っぱいベリー香がメインで、やや粉っぽいが香ばしい要素が降りかかる感じ。 軽い渋味と控えめな酸が綺麗に伸びる。余韻はあっさり。 渋味は感じるが、そこはメインじゃない。 香りのカシス香、味の酸、余韻の甘味とが組み合わさって、なかなかに甘酸っぱい雰囲気を出してくる。 フルーティーさを活かした、良い意味でのガブ飲みワイン。 ガブ飲み向けとは言ったものの、ボディはしっかりしてるし、バランスは良好でしつこさも無い。 むしろボディを司る渋味がちょっと余計な気もするw。 フルーティーな味を活かすならそれでいいのに、半端に赤ワインらしさを出そうとして渋味と苦味がちょいちょい出しゃばってくる。 抜栓20分程で渋味が強まってきた気がする。 飲み応えは確実に増してはいるのだが、単に特徴が強まっただけで、 それがこのワインの美味さの向上には繋がってない気がする。 ↑でも描いたが、多分このワインには渋味はあまり必要無いのかな!? ワイングラスを変えれば少しはコントロール出来るだろうか。 ヴァルポリチェッラワインの亜種と思えば大体あってる・・かも。 ヴェネト州の赤って事で連想してはいたんだけど、雰囲気から以前飲んだヴァウポリチェッラ・レ・コレッツィオーニに似てた。 同産地のコルヴィーナ主体赤って事で、似るのは当然か。 「飲み応えの有るガブ飲み赤ワイン」、そして酸味の主張がいかにもな「イタリアワイン」。 分かり易さと言うか、予想も期待も裏切らない万人向けの手堅さを持ってる。 旨味や塩味と相性良い。 ニンニクと塩が絡んでれば大体のイタリア料理に合うはず。 塩味と旨味を意識せずに、料理で酸味や脂のボリュームを出すと、ワインのバランスを乱す。 酸味だけならまだいいが、辛いパスタやチーズを多用したものになると噛み合わない。 大穴で、酢を使った中華料理に合いそう。(ただし、ラー油は使わないで) 甘口の麻婆豆腐とか、日本式酢豚とか、甘味と塩味を活かした中華とかが合うと思う。 1059円なら値段以上。 約1000円のヴェネト州赤と思えば上出来。標準1280円位でもイケるかな。 だが元の1600円弱で納得するには、「ラベルのハートマーク」とワイン名の「アモーレ・エテルノ(永遠の愛)」という点に+300~+500円の価値を見出せるかどうかが勝負。 ★楽天検索 アモーレ エテルノ★ 楽天扱い約15件 1480円~1944円 平均1700円前後 カロン・セギュールを筆頭とする、ハートマークラベルの需要市場に参戦したイタリア。 このラベルデザインとワイン名に何らかの意味を見出さないのなら少々割高に感じるワインになる。 単純に赤ワインとしては、イイとこ1300円台位のレベル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/12/12 05:15:40 AM
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