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カテゴリ:日本酒
福島県 二本松市 大七・純米生酛(生もと) Daishichi JunmaiKimoto 大七酒造株式会社 Dishichi Shuzou KabushikiGaisha 国産米、国産米麹 (精米歩合69%) 2017年5月製造 アルコール度 15 購入価格:960円(720ml)(1372円の商品入れ替え特価30%off) 香りは糊、砂糖、硬水? 香り出力は弱目。内容的にも普通。 舌先から絡みつく様な粘性。 ドッシリとボリュームを感じさせる飲み口。 ちょっと苦味が出易い感じだが、甘味とのバランスは取れてるので、さほど気にならない。 福島の酒は甘味が過度に出るみたいで自分の好みに合わないのだが、この酒に関しては比較的甘味の制御が出来ていて、割と飲める部類。 生酛づくりにしては酸味の出方が大人しいな。 何かボリューム(重さ?)は有るのに厚みを感じない。 飲み易さの内と言うことも出来るが、甘味と苦味の二面押しに退屈感も強い。 ワインなら香りのサポートも有ったりするが、この酒の場合香りもシンプルでおまけに弱いんだよね。 ★生酛づくりなので燗酒にしてみた★(湯呑みに150ml弱注いで電子レンジ加熱) 香りはほぼ おも湯状態。元々大した香りじゃなかったのでこれはどうでもいい。 味は苦味が和らぎ、甘味の出方がソフトになり、ふくらみが増した感じ。 シンプルなりに良い方向には向上したか・・。 総合的には、結構普通の日本酒。 口当たりの重みはちょっと面白かったが、それ以降はちょい苦ちょい甘の鈍い味わいが続くだけ。 熱燗の味はそれなりに見所が有ったが、この酒ならではの個性かと言うと、それも違うな。 味の出方が鈍いので、出汁の味、鍋料理には合うと思う。 生ものや酢の物には合わない。炒め物も酒が何も寄与しない。 やっぱり鍋だな。最大限シンプルに、湯豆腐なんか悪くないね。(鍋なら冷やも燗も両対応可能) 960円で値段相応。 「福島の酒」「純米」「生酛づくり」の3要素全てに興味が有れば、1300円台も納得いくのかな!? 自分の場合、「福島」の部分にはこだわりは無いので、その分コスパが下方修正。 「福島」要素は重要。「純米」「生酛」の2要素重視なら、この酒じゃなくても色々有る。 ★楽天検索 大七 純米★ 楽天扱い約35件以上 1290円~1566円~2023円(送料込) 平均1370円前後 1升瓶2561円から 同じ福島のメジャーどころで言うと、「奥の松」が軽やかさと甘味の明快さを楽しむものとしたら、今回の「大七」はボリュームと燗酒時のふくらみを楽しめるもの、でいいかな。 「稲川」と「雪小町」は飲んだのが昔過ぎてイマイチ覚えてない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/02/10 05:41:05 AM
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