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カテゴリ:焼酎・他蒸留酒
鹿児島 薩摩川内市 田苑・琥珀の軌跡・14年貯蔵ブレンド・米 Denen KohakuNoKiseki 14NenChozou Blend Kome 田苑酒造株式会社 Denen shuzou KabushikiGaisha 米、米麹 クラシック音楽を流しながら仕込み、オーク樽熟成 14年以上貯蔵した焼酎をブレンド?(割合不明) アルコール分25% 購入価格:1058円(1382円?の期間限定特価) メロン、バニラ、リンゴ、梨?接着剤? 出力はそんなに無いが、内容的には綺麗。 【ストレート】 甘味と苦味が滑らかに絡み合い、鼻から抜ける香りはブランデー入りチョコレート。 余韻が思ったより(?)控えめで、苦味が口内に残り易いが、勢いは弱いのでそんなに気にならない。 非常に若いウィスキーみたいな雰囲気。 【ロック】 冷えた事で締まり過ぎたか、【ストレート】時の甘い香りが出にくくなった。 甘味も出にくく、なのに苦味だけは残り易い。 これ全然ダメだわ。 【水割り】 ・酒1:水0.1 一瞬ホワイトチョコの様な甘い香りがブワっと拡がったが、これはすぐに萎む。 口当たりの甘味が増したが、口内の苦味は残り易くなった。 ・酒1:水1 香りが大幅に減退。 水が合わなかったのかもしれないが、やはり苦味の残り方が粘る感じで綺麗さが無い。 安目の甲類焼酎にカラメルでほんのり色付けしたもの、と言われたら信じる。 ・酒1:水3~4 ここまでくると香りらしい香りはしないな。鼻から抜ける香りがギリギリ感じ取れる程度。 だが、苦味も薄れた感じで、飲み易さ自体は【水割り(酒1:水1)】よりも増してる。 甘味がほんのり流れに乗り、味だけなら一番万人向けで良いかも。 オススメは【ストレート】か【水割り(酒1:水3~4)】。 香りを活かしきるか、円やかな甘味だけ楽しむかの二択。 狙いを絞った上で楽しむなら多少の欠点は目を瞑れる落ち着きは見える。 とにかく樽貯蔵による「香り」を特に重視したと思われるつくり。 おそらく通常の田苑の米焼酎をベースに、香り付けのために14年熟成の樽熟焼酎をブレンド、というつくりだと思う。 実際香りは良かったし、味もクセが無くそれなりに飲める。 公式ページにも情報が無く数量限定のレア品の様。 何か、『試しにつくってはみたが、手間と時間をかけた割には思ったより大した酒にならなくて、でも格下げする程悪い出来でもなくて、せっかくだから再発売無しの売り切り前提商品として出してみた』みたいな感じ。 全量を14年貯蔵の焼酎で発売するには絶対量が足りなくて、それでブレンド焼酎という方向に、かな? 少なくとも、これとほぼ同等の味と香りの焼酎を作ろうとしたら、わざわざ14年貯蔵の焼酎なんて使わなくても、普通の焼酎を軽く焼いた新樽に数ヶ月から1年も貯蔵すれば充分可能だと思う。 1058円で値段相応。 それなら樽熟焼酎が好きな人なら、特に文句も出ないと思う。 正直、元の1400円弱で納得するには、香りと味の一押しに物足りなさが有る。 14年貯蔵の焼酎をブレンド、という部分に付加価値が有ると思うが、焼酎自体の実力は約1000円相応。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/02/16 07:40:39 AM
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