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カテゴリ:ワイン
イスラエル テパーバーグ・ヴィジョン・カベルネソーヴィニヨン・プティシラー2016 Teperberg Vision CabernetSauvignon PetitSirah テパーバーグ・ワイナリー Teperberg Winery カベルネソーヴィニヨン プティシラー (割合不明) アルコール分13.5% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:838円 色はやや澄んだ紫。 香りはカシス、ブラックベリー、インク、土、チョコレート、杉、鉛筆? 抜栓15分弱でブラックベリー、カカオ、杉、カラメル、ビスケット、インク? 味は渋味と薄い甘味。余韻に薄い甘味と苦味を伴う薄い酸味。 悪くないかも。 プティシラーの感覚はよく分からないが、カベルネの感覚は見える。 思ったよりも渋味がしっかりしており、甘味が後を追う様に余韻まで流れ込む。 果実感自体は割と軽めだと思うが、アルコール感の厚みがそこをほんのりカバー。 口当たり軽い割には薄くはなく、これはプティシラーがきちんと機能してるって事かな!? スペインかアルゼンチンのカベルネワインっぽい雰囲気。(スペインにしては苦味が控えめか) もう少し酸味の感覚が有れば、明確に厚みを感じたと思う。 渋味と甘味の二面押しをアルコール感でサポートという形は、単純過ぎて飽き易い。 このアルコール感の勢いも言う程強くもなくて、最初の一口二口は感心したが、続けて飲んでいくと味のユルさに飲む手が止まる。 抜栓10分~15分程で、カシスっぽいフルーティーな香りが衰え、 杉とカラメルっぽい香りが強まってきた。ちょっと青臭い感じ。 ほぼ同価格のチリのメルローかシラーの2日目の味と香りに近い。 抜栓30分程(温度上昇?)でチョコレートっぽい香りがメインに。 渋味もユルさが大幅に増してきて、チリやカリフォルニアの安赤っぽくなってきた。 ガブ飲み向け赤ワインとしては決して悪いばかりの変化とは言わないが、 いかにもな(フランジアみたいな箱ワイン的)安赤の流れに。(室温22℃、湿度32%) 総合的には割と値段なりの、普通のカベルネ系ワインだったw。 最初の1杯は結構美味いと思ったが、飲んでいくと どうしても価格の壁を感じる。 渋味はやや控えめで甘味も感じ、ガブ飲みワインの一種と思えばこれはこれでアリ。 フランスやスペインよりも、チリやカリフォルニアの安赤ワインが好きな人向け。 甘味の有る肉料理が無難。 レトルトのハンバーグやミートボールみたいなのに合う感じ。 意外と中華料理には合いそう。多少の辛味や香りにも対応出来そうだし。 チーズには合いそうで合わない。 値段相応。 最初の1杯は1000円クラス狙えそうな気がしたが、数十分の時間をかけて飲むと気のせいだった事に気付いたw。 チリの(セントラルヴァレー以外の地で)800円前後位のワインと実力的には同等かな。 「イスラエルワイン」という点に珍しさを感じられれば、それなりに満足するだろうが、リピートはされないと思う。 最初の1杯(一口?)の美味さが付加価値。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/02/21 07:43:47 AM
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