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カテゴリ:日本酒
茨城県 笠間市 郷乃譽・純米大吟醸 SatoNoHomare JunmaiDaiGinjou 須藤本家株式会社 Sudou Honke KabushikiGaisha 笠間市産 亀の尾系コシヒカリ(精米歩合50%) 2017年9月11日製造 日本酒度 +5 酸度 1.3 アルコール分 15~16 購入価格:1598円(720ml) 香りは砂糖水、瓜?水飴? 香りは大人しめ。出てもスッキリした感じ。 澄んだ味わいで、香り同様スッキリした味わい。 甘味の出力は控えめで苦味がゆっくり伸びてくる。 いかにも「辛口の日本酒」って感じで、端整な佇まい。 味のキレも冴えてて、苦味も変に後を引かない。 クセも無く万人向けで飲み易い、良くも悪くも「欠点が無い」感じの酒。 普段の食中酒としては、多少なりとも高級感を感じるところ。 燗酒にしてみたが、(湯呑みで130ml程注ぎ、電子レンジで加熱) 甘味がちょっと膨らむ程度で別の魅力を発揮する、 って事は無さそう。(体感で48℃~42℃位) ただ、純米大吟醸と言うには香りが控えめに過ぎてて、味も悪い意味で綺麗過ぎる。 綺麗は綺麗で良いんだけど、味に拡がりが無い。 旨味も無くはないんだが、言う程ハッキリしてもなくて、苦味に隠れてる。 綺麗だけど飽き易い、中途半端な品評会出品酒(の成り損ない?)、みたいな。 以前飲んだ富山県の播州50・銀盤・純米大吟醸に近い雰囲気。 とりあえず「淡麗辛口」ジャンルの酒と考えれば、かなり完成度が高いと思う。 ではそのジャンルのファン以外が飲んだら・・・、どうもつまらない、綺麗だけど綺麗なだけで終わる酒に。 食中酒としては万能選手。悪く言えば器用貧乏、特徴の決め手になる要素が無い。 料理は選ばないね。肉も魚も野菜もオールOK。 刺身も焼き物も漬け物も煮物も、何でもイケる。 香り控えめで味も主張が薄いから、当然と言えば当然。 もしかしたら、ツマミの味で酒の味が完成しそうな気配を感じる。(完成するとは言ってない) 値段以下。 う~ん・・・、約1600円か。 出来れば1100円強・・・「純米大吟醸」の格と、米の産地と品種の限定感込みでも、せめて1300円前後がいいとこだろう。 ほぼ自分の好みの問題だが、これで1600円なら菊姫の山廃純米、または富士高砂の山廃純米の方が満足度は上。 (減圧蒸留の?)米焼酎が好きな人なら気に入るかもね。 香りが控えめで、苦味穏やか、甘味ほんのり、クセ無く、キレ良く、あっさり。 淡麗辛口日本酒のファンと、米焼酎のファンは結構被ってる部分有ると思うw。 ★楽天検索 須藤本家 郷乃譽 純米 大吟醸★ 楽天扱い約3件 酒の勝鬨で1696円 須藤本家(蔵元)で1697円 ECHIGOYAで1升瓶3434円 生酒の方はもう少し扱ってる店舗が多いので、この火入れの方は元より不人気商品なんだろうか? かといって生酒は保管状態がうるさいし。 この火入れ瓶も普及品として、これはこれで必要なものだろう。 ただ、もう一度買って飲んでみたいか?というと、思わない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/21 09:45:05 PM
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