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アメリカ カリフォルニア州 フェッツァー・ヴァレー・オーク・ジンファンデル2016 Fetzer Valley Oaks Zinfandel フェッツァー・ヴィンヤーズ Fetzer Vinyards ジンファンデル100% アルコール分13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1058円 色はやや澄んだ紫。 香りはカシス、チェリー、キャンディー、ブラックベリー、生姜、黒胡椒、カラメル、インク? 30分弱経過でカシス、キャンディー、灰、インク、餡? 味は渋味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄く酸味を伴う甘味。 割と軽めの飲み口。 渋味は有るが強くなく、後からキャンディーっぽい甘味が追ってくる。 余韻でほんのり酸味を感じるが、これは香りにちょっぴり引っ張られただけで、 言う程ハッキリしたものではない。 とりあえず、軽やかで飲み易さはそこそこ。 ローヌかスペインの安ワインっぽいイメージ。又は酸味の無いボジョレー・ヴィラージュ? 酸が弱い事を除けば、香りが甘やかで渋味も苦味も穏やかな、「甘くない酒入りジュース」みたいな雰囲気 酸味が弱いからか、全体の厚みに欠ける。 13.5%のアルコール度も、元の味が軽いから厚み演出にしても頼りない。 甘味の絡んだ飲み易さがウリで、飲み応え云々を期待するものではないな。 開栓30分弱で香りの果実感が減退。 ほんのりレベルでも有った酸味を思わせるイメージがさらに衰え、 (ほぼ無糖の)果実酒みたいな味になっていく。 総合的には、よくある安ワイン。 渋味や酸味は大分軽く、甘味は出るがメインにはならず、苦味でいくらか補強を図るが上手くいってない。 ワインと言うより、ベルモットみたいなもの、と思えば結構すんなり納得いくw。 酸味が弱いのではなく、そもそもの軸になるべき渋味が弱い とも言える。 なればこそ軽やかな飲み易さを生んでる部分でもあるので、ここは好みの問題か・・・!? 渋味が弱いので、肉が無難ではあるが、アブラは要らない。 ローストビーフ や スモークチーズは良い相性。 適当にピザや肉料理(赤ワインだからって味の濃そうなもの)に合わせようとすると、ワインが着いて行けず、ワインも料理も味がバラバラになりそう。 値段相応。 相応だが、もう少し安くてもいいな。大体800円台。 コップに氷入れて注いで「葡萄の皮の風味の抽出を強めた無糖のベルモットです」と言われたら信じる。
「ワインの渋味と酸味が苦手だが、ちょっとなら有ってもいい」 「甘味が有るに越した事はないが、それをメインにされても困る」 「チンザノやノイリープラット等のベルモットは嫌いじゃないが、極力甘味を控えた果実酒が欲しい」 この3つの内、最低1つ、出来れば2つ以上の条件を満たしたワインが好きなら それなりに満足いくと思う。 「ジンファンデルワイン」という点はオマケ とは言わないが、それを目的とするには個性が弱いかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/04/03 08:14:23 AM
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