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カテゴリ:焼酎・他蒸留酒
もらいもの。 森伊蔵、村尾と並ぶプレミア焼酎最高峰の一角。 なお、本来の定価自体は一升瓶で3000円位らしい。 鹿児島県 肝属郡錦江町 魔王 Maou 白玉醸造合名会社 Shiratama Jouzou GoumeiGaisha さつまいも、米麹(黄麹) 2017年11月20日瓶詰 減圧蒸留(?) アルコール分 25 参考価格:8800円前後(1800ml) リンゴ、インク、水飴、シナモン?梨? 黄麹使用だからか、果実香を感じる。 どこか吟醸酒の様な雰囲気も感じる。 【ストレート】 日本酒の様な澄んだ甘味と飲み口。 余韻がソフトで、アルコール感の刺激が少ない。 ただただ綺麗な味。不思議と苦味を感じない。 【ロック】 果実香が出易くなった? 冷えて味が締まったからか、甘味のトーンは上がってる。 苦味は出易くなった。溶けた氷の水が馴染み切ってないからだろう。 【ストレート】の飲み易さと焼酎ならではの飲み応えを両立するには適任か。 【水割り】 ・酒1:水0.1 香りは変化無し。 味は苦味が増したかも。澄んだ味が崩れ気味(水が合わなかった?)。 【ストレート】の下位互換。 ・酒1:水1 こちらも香りに大きな変化無し。出力はちょっと鈍ったかも。 味もあまり変わらない。 【水割り(酒1:水0.1)】と違いが見えない。 ・酒1:水3~4 香り出力は順当に弱体化。 元がスッキリした味の焼酎だからか、水割りで味が崩れにくいの良いと思う。 良い意味で、芋焼酎味の水。←水割りでこう感じられるのは出来が良い証拠とも言える。 オススメは【ストレート】のみ。これが最も手堅く長所を楽しめる。 【ロック】は悪くないけど、結構普通。他の芋焼酎との違いが見えにくくなる。 【水割り】はあまりやる意味が見えない。もしやるなら【水割り(酒1:水1)】で。 日本酒の吟醸酒が好きな人なら結構気に入ると思う。 良い意味で「芋焼酎らしくない」のが最大の特長。 芋焼酎は好きだが、香りやアタックのクセが強過ぎるのに飽きてる、飲み疲れてる様な人には、このクリアーな味わいからは高級感を楽しめるはず。 正直「芋焼酎らしさ」みたいなものは薄いと思う。 黄麹で醸して減圧蒸留だから、これは "こういうもの" なんだろう。 純粋に好みの問題。 常圧蒸留+黒麹のいかにもな芋焼酎が好きな人(おまけに日本酒にも興味が無い人)には向かないかな。 「飲み易さ」という点だけなら非常に完成度の高い芋焼酎。 「飲み応え」という点では頼りなさも見られるが、そこは造り方を考えれば想定の範囲内。 やる意味が見えないと書いた【水割り】だが、飲み易さのみを求めるのなら決して悪い飲み方ではない。 プレミア価格だと値段以下・・・やろなぁ。 定価約3000円だと言われたら、それで納得。取って5000円未満(5割増し+α程度が上限)。 プレミアなんてそんなもん といえばそうだろうけど、これを8000円って言われて自分で買う気にはならんだろう。 ★楽天検索 芋焼酎 魔王★ 楽天扱い100件以上 4合瓶3618円~9237円 1升瓶7900円~20368円 うむ。何ともえげつない価格設定w。 人気の高さと言うより、ブームの流れに圧されてのプレミア価格って感じ。 贈答用としては理解出来なくもないが、自分で買って飲むには過大評価が過ぎる。 これって芋焼酎ファンなら、一回飲んだらまた買おうって気になるんだろうか!? 定価で手に入らないのなら、櫻の郷酒造の赤魔王の方がいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/05/10 08:24:12 AM
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