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カテゴリ:日本酒
高知県 安芸郡安田町 土佐鶴・特別純米・無濾過原酒 Tosatsuru TokubetsuJunmai MurokaGenshu 土佐鶴酒造株式会社 Tosatsuru shuzou KabushikiGaisha(音が出ます) 兵庫県産山田錦100% (精米歩合60%) 2018年3月製造 日本酒度 +3 酸度 1.6 アミノ酸度1.4 アルコール度 18 購入価格:645円(720ml)(1780円?の数量限定特価) 梨、砂糖水、メロンの皮、水飴? 内容と出力はちょっと静かだが、まずまず良い感じ。 アルコール感の重さを前面に出し、甘味と苦味をゆっくり送り出す。 余韻として苦味は少々残り易いが、元(土佐鶴の酒)が「辛口」をウリにした酒だからか、早い段階で消える。 最初の口当たりの焼酎っぽい雰囲気を越えると、甘味が出迎えてくる。 これは温度にも因るかも。冷え過ぎて(冷蔵庫から出したばかり)ても甘味がシャープに出過ぎる。 ボトルが結露し始めてもう少し待つ程度には、室温に馴染ませても良いだろう。 いかにも無濾過原酒っぽい厚みと勢い。 その割に結構スッキリした味わいで、手持ちの厚みを上手く活かせてない様にも感じる。 土佐鶴の「辛口感」と無濾過原酒の厚みと甘味が上手く噛み合ってないのかな!? 飲み易さは有るが、悪い意味での普通感も有る。 どちらかと言えば、間違いなく 美味い部類。 だが大半の無濾過原酒と比べると、甘味の出方が大人し過ぎて、物足りなさを感じる人もいそう。 そこで辛口感と程々の甘味の出方が上手くバランスを生んでて、それがスパイシーな料理との仲介を担う。 何かしらの料理なりツマミなりに合わせないと、酒の勢いを無駄に持て余すのかも。 美味いけど、良くも悪くも普通。でも料理に合わせるなら悪くない。 生魚よりも、鍋物や辛い料理と合いそう。 キムチや四川料理、タイ料理もいいね。唐揚げにチリソース、辛めのチョリソーにもイケる。 程々の甘味と辛味(または香ばしさと歯応え)が有れば、大体問題無い。 酒単独だと頼りなさが見えるが、何かツマミが1品有ると大分化け始めてくる。 酒の甘味と苦味を上手く処理出来れば、綺麗に落ち着く。 逆に甘味と苦味を制御出来ない塩味が相手だと全然合わないかもしれない。 これで645円なら、当然値段以上。 「特別純米」+「無濾過原酒」で1380円は充分狙える。 どういうワケ有りでこの価格での販売になったんだろう? ★楽天検索 土佐鶴 特別 純米 無濾過★ 楽天扱い2件 たまーるか土佐酒で1780円 西寅で1782円 正直「土佐鶴」の看板掲げても、標準で1700円超は盛り過ぎじゃないかな!?。 「土佐鶴」+「特別純米」+「無濾過原酒」で精々1480円が妥当。 「(兵庫県産)山田錦」の部分はどう反映させたものか迷う。 多分、山田錦使わなくても、この味出せたと思うんだが、そう思うのは素人考えか・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/05/17 02:15:13 PM
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