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カテゴリ:アルザス
アルザス クレマン・ダルザス・キュヴェ・プレステージNV Cremant d'Alsace Cuvee Prestige ルネ・ミューレ Rene Mure ピノブラン25% オーセロワ25% リースリング20% ピノノワール20% ピノグリ10% 大樽と小樽で熟成18ヶ月 瓶内二次発酵後熟成18ヶ月 アルコール分12.5% 輸入:有限会社 土浦鈴木屋 購入価格:2700円 色は薄い黄色。 香りはレモン、小麦粉、塩水、水菜、鉄?イースト? 味は苦味と酸味。余韻に苦味と薄く甘味を伴う酸味。 スッキリした味。 柑橘を軸に、粉と水っぽい感じの香りが少し絡むだけ。 苦味と酸味でシンプルに構成し、余韻にちょっとだけ甘味の雰囲気を(ホント雰囲気だけ)乗せる。 泡の勢いはまずまずで、飲んでて爽やかな感じ。 苦味と酸味のシンプルな味構成で、およそ正統派の「スパークリングワイン」。 飲み易い、万人向けの味わい。 ここに甘味か、甘味を想起させる香り要素(例えば蜂蜜、溶かしバター、パンケーキ、カリン感等)が有れば、ちょっとしたシャンパーニュとも闘えたと思う。 だが、越えられない壁の前で立ち止まってる。越えるのに必要なモノ(特に香り)が色々足りない。 味はそれなりに綺麗でバランスも良いが、それだけ。良くも悪くも(やや悪いよりで)普通。 抜栓40分経過でも変化は軽微。(室温24℃、湿度52%) 炭酸の勢いはグラス内では15分位まで、だがボトル内では30分以上経過 でも生き残ってる(残量にも因る?)。この辺は安定傾向と言えるかな。 シンプルな味に泡で起伏を作ってるので、この泡の切れ目がワインの味の切れ目だろう。 2000円チョイの名ばかりシャンパーニュにも よく有るタイプのクレマン。 味だけなら決して悪くないんだが、香りが頼りなくて高級感に(想定を超えて)欠ける。 飲み易さは確かだが、それだけならこのワインでなくても良い。 苦味と酸味の味わいは最後までブレないので、魚介マリネや野菜系の料理には適任。 意外とチーズには合いそうで合わない。パンやクラッカーに少量乗せる程度は平気だが、単独で口に入れるとチーズの粘りがしつこさを生み、ワインのスッキリ感を乱す。 残念ながら、値段以下。 これに再び2700円出せるか!? というと、自分ならヴーヴ・ド・ノーザック辺りのシャンパーニュ選んじゃうかなww。 なんなら、フランチャコルタに行っても良い。スッキリ系ならモノグラムとか互換候補が有る。 2000円からの+700円分は「ルネ・ミューレ」と「クレマン・ダルザス」という点に価値を見出すべき。 その2つに意味を感じない人には、まずオススメしない。 ★楽天検索 ルネ ミューレ クレマン★ 楽天扱い約4件 1998円~3013円 平均2500円前後 これはおよそ2000円位の格だな。2000円なら何とかイケる。 「ルネ・ミューレ」のブランド込みでも、出して精々2480円。 もっと上を狙えるはずなんだけど、上手く行かずに伸び悩む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/06/20 08:53:34 AM
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