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カテゴリ:アメリカ
アメリカ ニューヨーク州 ドライ・リースリング2014 Dry Riesling ブラザーフッド・ワイナリー Brotherhood Winery リースリング100% アルコール分12% 輸入:株式会社ノルレェィク・インターナショナル 購入価格:1796円 色は薄い黄色。 香りはライム、粉砂糖、シンナー、アンズ、沈丁花、蜂蜜?石灰? 味は苦味と薄く甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と酸味。 まあまあ美味い。 苦味を軸にほんのり甘酸っぱい流れを出す。 およそ香りの動きと味の流れのイメージは一致。 辛口のリースリングワインとしては手堅い味とバランス。 甘味と酸味のバランスが整っており、なかなか万人向けの味わいを見せる。 品種の特徴を上手に体現出来ていて、良い意味で普通。 100分以上の時間経過(温度上昇)でも変化は軽微。(室温25℃、湿度56%) 辛口リースリングという性質上(?)、特徴の出方が少々半端な気もする。 「良い意味で普通」とは書いたが、甘くない甘口とも言えるハッキリしないシンプルさ。 こういう味の白ワインを好む人は決して少なくないと思うので、これは好みの問題も有る。 乱暴に言うと、酒入りスポーツドリンク(ゲータレード)に近い。 このワインを飲んで「良い意味で普通」と思えるのは、それなりに安(リースリング)ワインを飲んだ人。 言い換えれば、このワインの実力は安ワインの範疇の美味さ。 リースリングワインの特徴は出せてるが、安ワインの特徴も出てしまってて、高級感は無い。 料理は何でもイケる。 鶏肉やソーセージ、他野菜類との相性もバッチリ。 チーズやビーフジャーキーといった、塩味や旨味が強過ぎるものでなければ大体大丈夫。 正直、値段以下。 香りはそれなりに良かったが、味は伸び悩む点が多く、価格に見合ってる感じはしない。 ドイツならこれと同等のリースリングワインが1480円前後以下で手に入るだろう。 流石にドイツと比べるのはイジメとしてもw、苦味基調でちょっと酸っぱいちょっと甘い、というだけで終わるのは物足りなさも強い。 やはり「ニューヨーク産の白ワイン」という点に+300円~+500円位の価値を見出せないと1800円弱出すにはなかなか際どいコスパになる。 「ニューヨーク産の白ワイン」という点だけを求めるのなら、先日のニューヨーク・ホワイトNVの方がもっと安くて分かり易い美味さを持ってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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