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カテゴリ:アルザス
アルザス リースリング・キュヴェ・トラディッション2013 Riesling Cuvee Tradition クンツ・バー Kuentz-Bas リースリング100% アルコール分12.5% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:2488円 色は薄い金色。 香りはビニール、ライム、シロップ、石灰、アンズ?蜂蜜? 味は苦味と酸味を伴う薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。 まずまず正統派のリースリング。 ビニール的な石油製品香に柑橘と蜜感。 苦味を軸にほんのり甘酸っぱい果実が伴う。 とても手堅い味わい。 酸味の伸び方と厚みが1000円台のリースリングとは1.5ランク以上は上。 苦味感も適切な出力で、飲んでて綺麗。 抜栓100分以上(温度上昇)でも変化は軽微。(室温23℃、湿度55%) あと3年位待てば、もう少し香り出力が有ったかな? 苦味と酸味のバランスは綺麗で飲み易く、飲み手を選ばない端整な味わい。 じっくりも飲める「ガブ飲みワイン」。 先日のブラザーフッドのドライ・リースリングよりは華を感じる。 酸の出方が明らかに違うw。違うは違うけど出力は限定的で、それがバランスを取ってる部分なんだけど飲んでてあと一歩が届かない感じも有る。 でも、ここは飲み易さと飲み応えの引き換え部分だろう。ここは好みと目的の問題。 「甘味は欲しいけど、甘味をメインにされても困る」、そんなワインを求めてる人向け。 「それなりに甘味を感じる白ワイン(リースリング)を飲みたい」けれど 「あんまり甘味や石油香のうるさいリースリングは苦手」だが とりあえず「柑橘香」と「蜜感」が有れば、香りの部分はどうにでも納得する。 味バランスが良いに越した事はないが、「それほど苦味や果実味に偏ったものでなければ」大体問題無い。 「ニューワールドではなく」出来れば「ドイツかフランス」で価格は「2000円から2500円程度」。 という人にはドンピシャ。 料理は、チーズや海産物の類にはよく合う。 ドイツと比べれば香りの石油香がうるさくないし、甘味も控えめ。 甘口まではいかないが、甘味を持たせたフランスの半辛口白ワイン(?)の一種としては非常に分かり易い。 フランスでこの類の味の白を求めるなら、ほぼアルザスにしか選択肢が無いだろう。 ギリギリ、値段相応。 白ワインとしての格は2000円の壁は超えてるが、2500円を超えてくると流石に「アルザス」の「リースリング」という点に興味が必要になってくる。 3000円オーバーとなると、「アルザス」の「リースリング」である事にもっと特別な意味が必要になる。 白ワインとしては実力的にいいとこ2200円程度。 ★楽天検索 クンツ リースリング★ 楽天検索薬約3件 雫で2764円 イズミックワールド1号・2号店で2971円 ん~・・・、何とも言えない この価格。 この価格なら「アルザス」である事にこだわりが無いのであれば、素直にドイツに行っといた方が無難かもね。 石油香が大人しく、甘過ぎない、綺麗なリースリングであまり値が張らない奴がいいのなら、 以前飲んだミューレンホフのリースリング・カビネットとかが十二分に適任。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/06/27 07:15:25 AM
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