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カテゴリ:焼酎・他蒸留酒
このモルトとグレーンの構成は以前飲んだロイヤル・ウォーリアーと一緒だな。 ロイヤル・ウォーリアーがQSI社の製品ラインナップから消えてたので、マイナーチェンジしたものがこのハイランド・バードなのかな? スコッチ ハイランド・バード Highland Bird ロバート・マッキー(マキー)・ネイル・カンパニー Robert Mckie Neil Company クオリティ・スピリッツ・インターナショナル社(販売?) ハイランド産とスペイサイド産モルト、ローランド産グレーン 樽熟成3年 アルコール分40% 輸入:株式会社ワインツリー 購入価格:848円 ヘーゼルナッツ、檜、塩素、古い油、粗製糖、バニラ?ピーナッツ? あまり良い香りではないな。木の様な香りが目立つ。 バニラや砂糖の様な甘い要素も無いではないが、ナッツや木の香りに隠れてしまう。 【ストレート】 軽い甘味。口当たりには苦味が強く感じたが、口内に入ってからは甘味を感じ易くなった。 喉を通る時のアルコール感の刺激はやや強めで、全体では粗い飲み口に。 飲み易いのか、飲みにくいのか、よく分からないな。 【ロック】 香り出力が大幅減退。目立つ木の香りも静まっているので、まぁこれはこれで。 アルコール感の刺激は大分落ち着き、冷えた事で味が締まったか、甘味と苦味が揃ってシャープな出方に。 割と普通のスコッチ・ロック。 【水割り】 ・酒1:水0.1 木の香りが弱まり、古い油のホコリっぽい香りと合わさって、煙の様な雰囲気の香りに。 ほんのり薄まった事で【ストレート】の喉越しの粗さが和らぎ、飲み易さ向上。 甘味と一緒に苦味が同時に出易くもなったが、この位はアクセント要因。 ・酒1:水1 木の香りがさらに弱まり、シロップの様な甘い香りが出てきた。これは数秒で消える。 飲み易さも増してるが甘味と苦味の出方は ちょっとしつこい感じかも。口の中に不必要に残る。 何と言うか、飲み易くなった結果、飲みにくくなってる。 変な言い方だが↑、変化が美味さに直結してない感じ。 良くなってるはずなのに素直に良いと言えない、面倒な構成に。 ・酒1:水3~4 ここまでくると逆に木の香りが復活し、甘味を連想するものが相対的に衰える。 味は「ちょい苦の水」って感じで、飲み易さは有るが、スコッチの良さは見えない。 これはやる意味無し。飲んでて面白くない。どうしても飲めない人向け。 ☆ソーダ割りしてみた(酒1:炭酸水1~3)☆ 香りは【ロック】の時と大きくは変わらず。鼻から抜ける感覚が【酒1:水0.1】に似てる。 何も考えずにガブ飲みする分には決して悪くはないが、これは何が良いんだろ!? 味の起伏が全然無い。【酒1:水3~4】と同じ雰囲気。飲んでて面白くない。 もっと濃いめで作った方が良かったかな。(酒1:炭酸水2位で) オススメは【水割り(酒1:水0.1)】。ほんの少しの加水で大きく変わる。 【ロック】は悪くないけど、結構普通。これはこれで、ある意味万人向け。 【ストレート】は1回飲んだら それでいいかな。 最初の一口は【ストレート】で飲んで、後は飲み方を変えて変化を楽しむつもりでいた方が良いと思う。 熟成の絶対量が足りてないのか!?。安いなりにまろやかに仕上げたものもある一方で、今回の様な香りも味の粗さが強いものも有るね。 >ハイランド産とスペイサイド産モルト、ローランド産グレーン というブレンドだが、正直 同じブレンドの(質や比率は知らんが)ロイヤル・ウォーリアーの方が美味かった。 今回のハイランド・バードは完成度(?)が低い。 この際 香り云々はどうでもいいとしよう。 何かね、味がまとまってない。この酒には味の決め手が無いのよ。 甘味は有るけど変にしつこい印象が有り、苦味は苦味で、ただそこにいるだけで他の要素に影響を与えない。 ただ苦いだけ。苦味が悪いと言うより、香りも含めて他の部分が頼りない。 一応、値段相応。 800円台だし、こんなもん と言えば こんなもん。 だが1000円の壁は超えない。軽さと安さが長所と思うが、その長所が活かされる様な出来ではない。 良くも悪くも(どちらかと言うと悪い寄りで)安スコッチらしい安スコッチ。 700円台だったとしても納得した。 ★楽天検索 ハイランド バード★ 楽天扱い2件 ECHIGOYAで920円 ちゃがたパークで1080円 気が向いたらどうぞ、と言えるスレスレの値段。 ソーダ割りでガブ飲みする前提のスコッチ。 単独で美味しく飲みには辛いものを感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/08/31 08:43:35 AM
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