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カテゴリ:日本酒
静岡県 静岡市 臥龍梅・純米吟醸・涼風夏酒 GaryuBai JunmaiGinjou RyouhuuNatuzake 三和酒造株式会社 Sanwa shuzou KabushikiGaisha 菅原富男(南部杜氏) 富山県産五百万石50% 新潟県産五百万石50% (精米歩合55%) 2018年5月製造 日本酒度 +7 酸度 1.4 アルコール度 15 購入価格:1404円(720ml) 香りは甘くないメロン、カボスの皮、ラムネ? 吟醸香っぽいものは有るが、出力は強くない。 うん、まあまあ。 日本酒度+7とあるが、辛口だけど、辛口の中にきちんと綺麗な甘味を出せてる。 スッキリしてて、軽快の甘味を活かしつつ、旨味混じりの薄い苦味で締め。 いかにも南部杜氏系お得意の、澄んだ甘味感。 スッキリした味わいと相性が良い、良い意味での軽い飲み口。 ただスッキリしただけで終わらせない様に、苦味が所々で上手に底を上げてくれる。 吟醸酒の割には、香りの内容と出力が物足りない。 雑味の薄いスッキリした味わいで、一歩間違えると飽き易い傾向が有る。 飽きを感じる前にサッと飲み切るべき構成と特徴だと思うので、じっくり飲もうとしてはいけないw。 温度上昇で、苦味が出易くなる感じ。少しは酸も出るかな? ちょっとスッキリ感が損なわれるところだが、こういうもの、と受け取れる範囲内。 毛色が変わっただけで美味くなったわけではない(好みの問題も有る)が、 飽きが来そうと思った雰囲気に変化が起きたのは悪くない動き。 冷温キープが無難だが、多少温度が上がった位なら、これはこれで良しと思える。 総合的には、それなりに上出来。 辛口狙いの日本酒は、意味無く平坦な日本酒になりがちな要素が有るが、この酒は辛口さの中にきちんと酒の流れと起伏が見える。 吟醸酒と言うには頼り無い部分は見えたものの、全体の完成度は納得いくものを持ってる。 塩の味に相性良し。 醤油や酢の味だと、調味料自体のしつこさが酒のスッキリ感を壊す恐れが高い。 豆腐とか、食材側が淡泊で甘味を持ててるものなら大丈夫と思うが、甘味が強過ぎてもダメ。 とことんシンプルに冷奴や枝豆、塩焼き鶏や塩焼き魚、イカ塩辛や魚の水煮缶とかに向いてる。 およそ値段相応。 味だけなら、感覚的には1280円位。香りが弱い点が足を引っ張った。 でも夏限定(?)のレア感と、温度上昇時の変化の仕方を考えれば、夏向きの冷酒用日本酒としては十分アリ。香りの減点分(約120円分)は立派に補えてる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/09/02 08:45:33 AM
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