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カテゴリ:日本酒
27BYとあるから、酒自体は平成27年(2015年7月以降)製ということだな。 で、製造(瓶詰め)が2018年。熟成酒っぽい雰囲気を持ってるのかな!? 三重県 伊賀市 妙の華・純米酒 TaeNoHana JunmaiShu 合名会社 森善酒造場 GoumeiGaisha Moriki ShuzouJou 国産米、国産米麹 (精米歩合70%) 2018年5月製造(27BYと記載) 7号酵母使用 日本酒度 +7 酸度 1.7 アミノ酸度 1.3 アルコール度 15.6 購入価格:2268円(1800ml) 蒸し米、綿飴、水飴? ちょい熟の日本酒らしい香り。 穏やかな味わい。 独特の厚みを持ち、飲み応えは上々。 酸味は出そうで意外と出ない。 口当たりにほんのり甘味を出し、その後に旨味と苦味の押しがドンと来る。 余韻に再び甘味が戻り、さらに再び苦味が帰ってきて締め。 冷やおろしの酒に近い流れと動き。 何となく、酒器によっても味の流れが微妙に変わりそうな気がする。 鼻から抜ける香りがちょっと粗いかも。 まぁ普通の純米酒だし、香り云々言うのはほぼ難癖。 元々凄い香りってでもないし、ここは単なる趣味と好みの問題w。 ★燗酒にしてみた★(湯呑みで電子レンジ加熱。体感で48℃位) 甘味のふくらみは増したが、その分押しが浅くなった気がする。 熱で散ってるのか、旨味の感じ方も弱くなってる。 温度が下がってくると徐々に、冷やの時の味構成を取り戻してくる感じ。 やっても人肌~温め(35℃~45℃未満)位が適切なところだろう。 良い意味で普通。普通さがウリ。 奇を衒わず。甘味と旨味のシンプルな二面押し。普段の食中酒向け。 まあまあ美味い。(凄く美味いとは言わないが、この酒はそれでいい、それがいい。) 冷やの状態で十分な美味さ。燗酒を強くススメられたものの、燗にする場合はあまり温度は高めない方が良いと思う。 料理は大体何でもあり。 でも魚なら刺身とかよりは、焼き魚(西京漬けや味醂干し)や煮魚に向いてる。 一番は煮物や鍋物かな。旨味に合わせた料理やツマミが最適。 値段相応。 4合瓶1000円の純米酒が有ったとして、そこにタンク熟成(?)3年分相当が上乗せ。 その辺の珍しさも込みなら、1升瓶2200円強はまずまず良心的。 半熟成酒的な厚み(飲み応え)を持っているのがポイント。 吟醸酒の様な、クリアーな味の日本酒が好みの人には、あまりオススメではないかもね。 この厚みを演出する苦味の出方に違和感を覚える人もいそう。 その意味では「日本酒が好きな人向けの日本酒」とも言える。 (日本酒が好きな人が好む要素と日本酒が苦手な人が嫌う要素を両方持ってる) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/12/20 08:33:18 AM
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