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カテゴリ:日本酒
2018年ワイン感想はどうしようかなぁ・・。 見返してみると意外とワイン飲んでないし・・・。 茨城県 筑西市 来福・純米吟醸・生原酒・八反 Raifuku JunmaiGinjou NamaGenshu Hattan 来福酒造株式会社 Raifuku Shuzou KabushikiGaisha 広島県産八反35号100%(精米歩合50%) 東農短醸分離株(花酵母)使用 2018年8月製造 日本酒度 ±0 酸度 1.4 アルコール度 17 購入価格:1542円(720ml) 香りは梨、未熟なメロン、粉砂糖、甘草? まずまず正統派の吟醸香。 粘る甘味に酸味の流れ、余韻の苦味と旨味のうねり。 これはなかなか美味いかも。いかにも生原酒っぽい味わい。 思った以上に「存在感」が分厚いね。 果実香と果実感のバランスが良い。 原酒特有の、粘性を感じる甘味と厚みが綺麗に真っ直ぐ伸びる。 それでいて意外と(?)キレがよく、厚みは有っても重さは程々の処で抑えられてる。 全体的に甘味と苦味がうるさい感じもする。 だがこれは純米吟醸の生原酒という事で、フルーティーさと酒の厚みが必要以上に出過ぎただけだろう。 これはタイミングと好みの問題。ほぼ難癖。リリース半年も経過すれば自然に解消するはず。 なんか、結構飲み易いかも。 甘味メインだが酸や旨味のノリは良く、原酒の勢いに包まれて厚みを感じるが、口当たりからの勢いを過ぎたら動きが穏やかになり、ジンワリ伸びる様になる。 で、この伸びは早い段階でフェイドアウト。余韻に痕跡を残すのみ。 フルーティーさを持たせつつ、酒の厚みを適度なレベルで送り出す。 自分の役目はここまで!、という構成の役割分担が良い意味で高度に機能してる。 50分弱の時間経過(温度上昇)で甘味の出方が鈍ってきた。(室温22℃、湿度54%) 香りも生臭い(青臭い?)感じが出てきて、綺麗さが落ちてる。味もかなり雑な雰囲気に。 香りはともかく、味に関しては冷温キープでシャープな感覚を維持するのが間違い無い。 魚の刺身とかには合いそうで合わない気がする。 酒の甘味と勢いで生魚の味わいを流してしまいそうになる。 刺身ならブリとかサンマやカツオの腹部分とか、脂がノリまくったところじゃないと対抗し辛い。 アブラがノッてれば肉でも魚でも、どっちでもOKかな。(でも赤身の魚の方が相性良い!?) 酒の甘味との共通点を探るか、薬味で散らすのが最初かな。 大穴で、餃子とか合いそうな気がする。(肉とアブラの甘味を持ちつつ、香味野菜のアクセントが利いてる) 値段相応。 「純米吟醸」の「生原酒」、オマケに「花酵母使用」というレア点を考えれば1480円以上は納得。 味は良いし、飲み易い傾向の生原酒というのは見所が有る。 時間経過(温度変化)に敏感なのは惜しいが、そもそも生酒なんてそんなもの。 こういうもの と分かってれば、少量ずつ早めに飲み切るなり、なんとでもなる。 価格は納得だが、送料がちとアレだな。 生酒だから下手なワイン以上に温度管理には敏感だろう。クール便やむなし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/01/04 05:12:45 AM
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