|
カテゴリ:ボルドー白
ボルドー バロン・ド・レスタック・ブラン2015 Baron De Lestac Blanc カステル社 Castel ソーヴィニヨンブラン、セミヨン 割合不明 オーク樽熟成 アルコール度12% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:1017円 色は黄色がかった薄い金色。 香りはレモン、蜂蜜、グレープフルーツの皮、クリーム、セロリ、石灰?パセリ? 味は酸味を伴う薄い苦味と薄い甘味。余韻に苦味と苦味を伴う薄い甘味。 美味い。安ボルドーなのに南フランスの樽熟シャルドネの様な雰囲気。 柑橘香に蜜香、クリームの様な乳製品香、一応野菜的な青臭い要素も絡み、 ボルドーの白である事を思い出させる。 酸と苦味の軸に香りに因る(?)甘い雰囲気がノり、余韻の苦味で引き締める。 苦味と甘味のバランスが丁度良い。 多分、ソーヴィニヨンブランとセミヨンの割合が良いのかな!?(セミヨン多め?) 冷静に味わってみると、味自体はさほど主張は無く、香りの誘導が強いのかもしれない。 あえて悪く言うと、ボルドーの白っぽさが薄いかも。 香りの樽感(?)が想像以上に顔を出し、味の甘味を必要以上に強調してくる時が有る。 この香りが味の統制を担ってるから、悪く言うのは本来筋違いだろうが、ボルドー白の個性を奪ってる様にも感じる。 20分程の時間経過で香り出力減退。(室温21℃、湿度46%) 温度上昇も原因として大きいと思うが、酸味が弱くなってる。 苦味の伸び方に綺麗さが無くなってる。冷温キープが無難。 やっぱりこれは1000円の白ワインだわ。(謎の?納得感w) いくらか樽の利いた白ワインが好みの人なら、大体気に入ると思う。 ボルドーで、辛口の白を求めて、このワインを選ぶと微妙に噛み合わないかな。 一応好きか嫌いかで言うと、自分は大好きですw。 シャルドネを使ってる事だけがウリの安白ワインよりも、余程個性と特徴を見せてくれる。 ミネラルの張りと引き換えに果実感を伴わせた安シャブリ、みたいな白ワイン。 野菜系のマリネや白身肉のソテーに向く。 揚げ物や旨味の強い肉でなければ、大体OK。 ワイン側に酸味や甘味が必要になる料理でなければ大丈夫なはず。 意外と(?)酢牡蠣みたいな酸とミネラル満載のツマミに合いそう。ワインに味の補填がされる。 値段以上。 これが1000円なら十分。抜栓直後なら、最大で1400円前後までイケそうな気がする。 下手な水っぽいだけのシャルドネよりも、ずっと飲み応えと面白さを感じる。 流石ボルドーでも最大手クラス(?)の会社。 ★楽天検索 バロン レスタック★ 楽天扱い約9件 1028円~1770円 平均1300円前後 バロン・ド・レスタックは1000円が基準。取っても精々1180円前後。 赤白共通で1000円ボルドーの基準であり見本であり、同時に壁。 「樽熟の白ワイン」を求めてて、さらに「ボルドー」である事に意味と理由が有るのなら、このバロン・ド・レスタックの白が最高レベルのコスパを誇ると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/01/06 05:56:44 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ボルドー白] カテゴリの最新記事
|