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カテゴリ:ワイン
ブラジル ヴァレ・ドス・ヴィニェドス Vale Dos Vinhedos デュエット・ピノノワール・シラーズ2013 Duetto PinoNoir Shiraz カーサ・ヴァルドゥーガ Casa Valduga ピノノワール、シラーズ (割合不明) アルコール分12.5% 輸入:株式会社 池光エンタープライズ 購入価格:645円(訳アリ?特価品) 色はやや濃い赤紫。 香りはブラックベリー、イチジク、インク、豚レバー、黒胡椒?鉄? 味は渋味と薄く甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と甘味。 ん・・・結構悪くないぞ、これ。 渋味を思わせるベリーやインクの香りに鉄の印象を思わせるスパイス香。 渋味基調だが強くなく、酸も程々に主張。余韻の苦味がほんのりアクセント。 ピノノワールとシラーの組み合わせの赤にはあまり良い思い出がなかったが、これはそこそこ上出来。 繊細なピノとパワフルなシラーズというイメージの組み合わせに一番適ってる気がするw。 渋味と酸に 甘味が薄く絡み、余韻で苦味が適度にワインの感覚を補強。 じっくり飲むより、ガブ飲み向けの傾向は見えるが、味自体の構成はしっかりしてた。 (この価格の赤として)欠点は、ほぼほぼ無いな。 強いて言えば香り出力が弱い事と、味の起伏がなだらかで飲み応えの波が有る事か。 でも香りが味に影響を及ぼしてる部分は非常に小さく、味の起伏は飲み方と好みの問題と言える。 およそ短所が短所になってない。 知らずに飲んで、「スペイン辺りの7~8年前位のバックヴィンテージの1200円前後赤」とか言われたら信じるかも。 渋味の穏やかさ と 苦味の絡み方がすごく綺麗で、とても飲み易い。 価格帯ジャンルとしては安ワインの範疇に入るだろうが、それはそれでバランスは良いし、万人向けの特徴も持ってる。 ピノやらシラーの雰囲気は有って無いようなものだが、単純に "赤ワイン" としては良い仕事が出来てる。 細かい澱が発生してるので、最後の方(残量30%未満)は静かに注ごう。 肉がいいけど、凝った味は要らない。 安目のボイルソーセージにチーズソースと黒胡椒とかが良い感じ。 今回、油揚げを生地にしてスライスチーズを乗せてオーブンで焼いたプレーンピザをツマミにしたが、焼いた油揚げの食感(苦味の牽制)とチーズの味(甘味の補強)で十分良い組み合わせだった。 レトルトのミートボールに粗挽き黒胡椒たっぷり、とかでも良さそうだな。 ワインの香りが弱いから、料理側の香りを気にする必要は無い。 値段以上。 1000円以上は確実、1280円・・・いや、もう少し味の厚みと香りに豊かさが有れば1680円もイケるか。 経年でリリース直後の全盛期より多少 味の勢いが後退したものと考えれば、本来は1500円前後が適正価格だったのかな!? 「ブラジルワイン」という点にプレミアを感じられれば、もう少しコスパアップ可能!? 6本セットで11211円だから1本あたり1868円(送料別)か。 この価格では特にお得な事は無いね。気が向いたらどうぞ、って言う気も無い。 「ブラジルワイン」であることに何か理由が無いとかなり難しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/01/25 08:44:32 AM
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