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カテゴリ:日本酒
秋田県 大仙市 刈穂・宝風・純米酒 Kariho Takarakaze Junmaishu 秋田清酒株式会社 Akita Seishu KabushiiGaisha 美山錦、めんこいな (精米歩合60%) 2018年11月製造 日本酒度 +4 酸度 1.3 アルコール度 16 購入価格:1019円(720ml) 香りは水飴、ラムネ、白砂糖? 出力は程々。 口当たりは一瞬粘性を感じる甘味が出るが、後から酸味が拡がり、最後に苦味が押し寄せてキレを演出。 淡麗辛口だが、飲みながら徐々に淡麗さ(穏やかさと瑞々しさのバランス?)が際立ってくるつくり。 元々(?)辛口のつもりでつくってるから、口当たりに甘味が出た時点でとりあえずOK。 酸の拡がりも飲み応えを支え、キレの良い苦味でサッと退く。 この酸が無ければ、ただ飲み易さだけが取り柄の面白くない味になってただろう。 酸の伸びは感じるが、甘味や旨味の厚みはそれ程でもないな。 むしろそのやや頼りない厚みをサポートするための酸味と言えなくもない。 これはシンプルに酒のタイプと価格の壁の話で、わざわざ言う程のポイントではないか。 温度上昇で、旨味の感覚が強まってきたかも。 その分苦味の流れも目立ってきて、綺麗な感じが掻き消されるのだが、 これはこれで、飲み手の好みによっては良い変化と受け取れる範囲内。 総合的には、そこそこ美味い酒。 よく冷やして、冷温でキレを高めてササっと飲むのがオススメと思うが、多分燗酒にしても結構良い味を出すだろう。 高汎用、好バランス、良くも悪くも(どちらかというと良い方の意味で)普通。 あっさりした辛口の味が好みで、でもそのあっさりさの中の味の動きを感じたい酒が好みの人に向く。 ツマミはほぼほぼ何でも良し。 魚は刺身でも焼いても煮ても、肉類でも揚げ物みたいな脂っこいものでなければ大体大丈夫。 今回刺身と湯豆腐に合わせてみたが、湯豆腐の甘味、ポン酢の酸味、出汁の旨味が上手い事噛み合った。 シンプルな食材を、酸味を軸に素朴に調理したものが最適か!? 値段相応。 食中酒としては かなり手堅い。 4合瓶約1000円の純米酒(精米歩合60%なので実質特別純米酒)としては上出来。 ★楽天検索 刈穂 宝風 純米★ 楽天扱い約3件 やまやで4合瓶12本で11364円(送料込) 1升瓶でビッグリカーズで2080円、ビッグボスで2158円 納得の価格。 4合瓶約1000円弱、1升瓶約2000円強。 手堅い、そして無理の無い価格設定。納得。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/01/31 07:10:00 AM
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