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カテゴリ:日本酒
茨城県 常陸太田市 剛烈・純米酒 Gouretsu JunmaiShu 剛烈富永酒造店 Gouretsu Tominaga ShuzouTen 国産米、国産米麹 (精米歩合60%) 2018年8月製造 アルコール度 15 購入価格:500円(商品入れ替え処分特価2本で1000円、元は1300円位?) 香りは綿飴、リンゴ、枯草、水飴、消毒薬?シナモン? 熱した飴っぽいものがメイン。 色は軽く金色がかっており、熟成感を思わせる。 薄い甘味と薄い旨味とで、シンプルながらも綺麗に構成される。 下手な ひやおろし よりすごい落ち着きっぷりw。 結構悪くない。何か良い感じに熟成してる。 ジワ~っとくる旨味の拡がりと穏やかな甘味感で、上手いこと「出来上がってる」。 これは日本酒の熟成の "成功例" だな。 こういうもの、と分かってて飲むなら何も悪くないが、そうでなければ妙な匂いとハッキリしない甘味と苦味感で "いかにも古い味" と感じると思う。 完全に想像だが、熟成前の味は、酸も甘味も控えめで旨味が出そうで出切らない、半端な辛口酒みたいな雰囲気だったかも。 総合的には上出来の日本酒。と言うか上出来の熟成日本酒。 少々マニア向けの変化はしていたが、分かってて飲む分にはむしろ好感触。 今回はやってないが燗酒適性も有るはず。 味のキレとかスッキリ感に酸の動きとかを求める人には向かないが、旨味の拡がりや落ち着いた甘味を求める人にはなかなかの実力を発揮する。 料理は大体何でもOK。 刺身、焼き物、煮物、漬け物、酢の物、乾き物、燻製、チーズにナッツ、何にでも合いそう。 冷やおろし酒の代用品として十二分の働きをする。 今回やや薄めに切られた秋鮭を玉ねぎと一緒にバターで炒めたものに合わせたが、バターの甘味と香りが鮭の旨味と重なって今回の酒と絶妙にマッチ! 香りは気にせず、甘味と旨味を意識した味の料理が正解か!? 500円なら当然値段以上。 元が1300円位ならまぁまぁ納得。(特別純米並の精米歩合だし) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/11/18 10:10:56 AM
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