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カテゴリ:コート・デュ・ローヌ
コート・デュ・ローヌ コート・デュ・ローヌ・ルージュ2012 Cotes du Rhone Rouge E.ギガル社 E(Etienne).Guigal シラー50%、グルナッシュ45%、ムールヴェドル5% 樽熟成18ヶ月 アルコール分14% 輸入:株式会社ラック・コーポレーション 購入価格:1555円 色は澄んだ紫。 香りはカシス、革、ビスケット、プラム、黒糖、白胡椒、メレンゲ?生の牛肉? 味は渋味と薄く甘味を伴う苦味。余韻に苦味を伴う渋味と薄い酸味。 美味い。悪く言っても、まあまあの美味さ。 渋味基調で適度に樽の利いた苦味感。甘味は香りの雰囲気で誘導されてる。 余韻も味の延長だが、やはり香りで酸味のイメージが出てくる。 飲み応え十分だが、味バランスはしっかりしてて、香りのサポートも万全。 飲んでて重さや勢いが有る。 渋味と苦味がメインとはいえ、各々強いものではなく、しつこさを感じる手前のとこで退いてくれる。 自分の好みに大部分が合致。 味に果実の要素が思ったより大分 弱いのが、弱点と言えば弱点か!? 味そのものは渋味がメインで苦味が絡むもの。 果実感は香りで出してる感じで、赤ワインの渋味と樽熟の苦味を同時に楽しめる人じゃないと、美味さを理解しにくい気もする。 この辺は完全に好みと経験に左右される話。 好きな人なら称賛するし、苦手な人は渋いだけ と判断するかも。 総合的には、程々にパワーの有る、程々に厚みと重みを持ち、それらを綺麗に整えた赤ワイン。 ローヌ赤と言うには香りも味も主張を控えたものを感じるが、その分 万人向けで飲み易さを両立させてる。 いかにもフランスらしい、渋めの赤ワインが好きな人なら大体気に入る。 とりあえず、(イタリア的な)酸味を求める人には向かない。とことんフランスワイン。 このワインと比べて、もう少し酸味が欲しい人ならペスキエのローヌがオススメ。 肉料理やチーズが無難。 でも、意外とアブラの甘味が要らないかも。ワインの渋味がしつこくないからか!? 生ハムにオリーブオイルと粉チーズと粗挽き黒胡椒かけたものとか、もっと直球でレアステーキやローストビーフもOK。 値段相応。 これは立派に1500円台の格。ローヌで1500円以上取るなら、ギガルを超えるものを見せろと言いたくなる。 経年熟成の潜在力もまだまだ健在で、すぐ飲んで良し、5年後10年後に飲んでもまた良し。 流石のギガル。完成度高過ぎて気持ち悪い位www。 ★楽天検索 ギガル ローヌ★ 楽天扱い30件以上 1210円~1936円 平均1500円前後 こんなのが10数年位前だと、安いところなら1000円未満で買えたのだから恐ろしいw。 今でも1200円前後位で売ってるとこはそれなりに有るから、素晴らしいと思う。 現状で、最大1680円辺りが適正かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/12/18 07:57:52 AM
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