旅に出よう　思い出は語らず。

まずは、表題作の、『隣りの女』一編を、読んだ。
この文は、向田邦子にしては、めずらしく、
色っぽいところの、全面に出たものである。
それでも、品があって、
人間に対する視線の優しさが、感じられて、
本当に、まだまだ、もっと、他の、
本も、書いてもらいたかった、
また、少し前に、読んだ、沢木耕太郎の、エッセイに、
向田邦子の、台湾での、事故についての、
出来事を、書いた文章を、読んだ。
多分、文芸春秋では、なかったろうか。

向田邦子の、文章は、非常に読みやすい。
けして、難しくなく、こんな文章を、
かけるのは、どんな経験から、
出来たのか、もう、この、著者は、いない。

舞台は、違うが、
藤沢周平の、読後感と、どこか似ていると思うのは、
私一人だろうか。

もったいなくて、？
ゆっくり読もうかな。

わたしも、台湾での飛行機事故については、
ニュースで、聞いたことを、覚えている。
　昭和56年(1979年)８月22日逝去。享年51歳。

まだ、この頃は、私は、海外に、出てはいなかった頃だろうか。
この年は、どんな年だったろうか、

Chrono 80s 1981年／昭和56年
http://www.80s.ne.jp/chrono/1981/
参考URL
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0751.html