旅に出よう　思い出は語らず。

相変わらず、明かるい娘が、たくさんいた。
フィリピン女性の間で、
風邪が、流行っているらしい。
まあ、あまり、話は、かみ合わなかった。

一人で、焼き鳥屋で、
呑んでいるよりは、楽しいが、
どってことはない。

ただ、隣に座った、娘さんの、
フィリピンの、
自宅の電話番号を、
書いてもらった。

気が向いたら、
フィリピンに、電話を、してみようと思う。

不思議だ、
こんなことで、フィリピンで、
旅を、することも、ありなのだが、

話は、変わって、
フォーサイスの、『カリブの失楽園』を、読み終わった。
マクレディ・シリーズの、完結編らしいが、
これから読み始めたことにある。
最初の、枕の振り方に、
多少　難があるが、
後半は一気に読めた。
どうも、この訳者が、
いまいちなのかもしれない。
要するに、へたくそ。

ココに描かれている、
カリブの英国領の島の、
描き方が、1990年初等と、
2005年では、
違うのかもしれないが、

少しだけ、
ヘミングウェーの、『海流の中の島々』にも通じるし、
J・グリシャムの、
ケイマン諸島の、
描き方にも通じるし、
こんな書き方は、好ましい。

英国スパイ物の、雄イアン・フレミング『００７シリーズ』
とは、少し違って、
時代が、異なるが、

フォーサイスの、
小説を、見かけたらまた読みたいものだ。

結局、椰子の葉で編んだ、屋根の下のカウンターで、
色黒の、娘さんに、トロピカル・カクテルを、
作ってもらって、そのこを、口説きながら、
すごしたいなあ。

場所は、東南アジアでも、カリブでも、
問わないが。

角川書店
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