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旅に出よう 思い出は語らず。

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2006.03.26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
少し前に手に入れていた『ドラゴン・パール』シリン・パタノタイ著、田村志津枝訳を、読み終えた。といっても、
上巻のみであるが、
タイ国が、欧米列強の押し寄せる近代の歴史の中で、
当時は、大国であった、米国と、日本を、相手に、主権を、守り抜いたタイは、
次は、米国と、中国という、ハザマで、
外交の運営を、しなければならなかった、
米国とは、反共の、姿勢を見せて、援助や、朝鮮戦争、への、派兵を通して、
友好を、示す一方で、ひそかに、毛沢東率いる中国共産党の、
独裁の国、中国とも、タイに対して、軍事的侵入を、させないためにも、
米国に、気兼ねしながら、中国との、国交を、模索していた

ピブン首相と、著者の父サン・パタノタイは、
古い、朝貢貿易の、歴史の中に、幼い兄妹を、中国に送ることで、
タイと、中国の、掛け橋を、めざす。

しかも、中国は、文化大革命の嵐が、いままさに、吹く直前に、
周恩来の、庇護の元、北京の学校に通いだす、兄と、著者の、シリンが、
中国共産党の、シンパになりながらも、
自由に、北京の町を、走り回る姿は、

父が、タイの、フーデター後の、反共よりの、政権者によって、逮捕されるに至って、いよいよ、時代に翻弄されるようすが、描かれている。

タイ国内では、とらわれた父の運命、幼いタイ人兄と、妹は、押し寄せる嵐の中で、無事に生きていけるのであろうか。

下巻を、見つけて読む楽しみが、できました。

全然別であるが、幻想アジア市場というものも、
平衡して呼んでいる.

おおくのアジアに出ていった流通業が、苦戦、引き上げがつづくなかで、
アジアの市場の、特徴を、描いているが、

したたかで、2枚腰、3枚腰の、アジアというところは、
底流で、つながっているようにも、思えるのは、私だけの、感想だろう.

参考
矢吹晋の書評
書評『ドラゴン・パール』シリン・パタノタイ著、田村志津枝訳

掲載誌:講談社VIEWS 1995年1月号

http://www25.big.or.jp/~yabuki/doc/dp9501.htm

紀伊國屋書店
アジア市場幻想論―市場のフィルター構造とは何か
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9972602370





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最終更新日  2006.03.26 23:53:48
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