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カテゴリ:けん玉活動報告編
こんにちは、ちばkenルパンです(^^)
3/28(日)、東京都にて開催されました「シニアけん玉教室」に参加させて頂きました。このけん玉教室は、基本的には2ヶ月に1回開催されており、主に中高年者を対象としたけん玉教室です。 今回の教室では、ちばken最高顧問しまっち六段さんやヒューズ五段さん(昨年12月に五段に昇段されました)、H中四段さんに加え、私(ルパン)が所属している鎌ヶ谷けん玉愛好会(日本けん玉協会鎌ヶ谷支部)の重鎮Oさんが初参加をされるという大変うれしい事がありました。 そして講師の先生がM八段大師匠と、とてつもなく立派で素晴らしい先生であった事に改めて感激しました。この様な素晴らしい先生に色々とご指導を頂ける事は、まさに贅沢の極みと改めて感じております。 参加者は、私(30代)からみて、人生の大先輩の皆様方20名位でした。活動内容は以下の通りです。 1.連絡事項等の確認 まず最初に、M八段大師匠より連絡事項等の確認が行われました。主な内容は以下の通りです。 【1】皆さんと更に交流を深める為の取り組み これまで、シニアけん玉教室にて、けん玉を通じてお互いが交流を深めてきましたが、更にお互いの交流を深める為に、今回の教室より途中の休憩時間の後、少しの時間を利用して参加者の誰かが何か皆さんの前で講話を行ったりするようにしたいというお話がありました。講話の内容は「自己紹介」や「けん玉の事」に限らず、「最近目にした印象に残った素晴らしい記事の内容」、「最近自分が熱中している事」、「けん玉以外に得意な事を皆さんと一緒に行ってみる事」等何でも良いという条件です。このような取り組みは、更にお互いに交流を深める事は勿論の事、広い意味での情報共有にもつながり素晴らしい事と感じております。 【2】シニアけん玉教室メンバーテレビ出演の件 以下の番組に、T十段大師匠、M八段大師匠、IT四段さん、O四段さん、OB四段さん、Y四段さんが出演されるというお話がありました。 「NHK 一都六県」(1チャンネル) 日時:2010年4月16日(金) 時間:午前11時5分~ (※上記はあくまでも現在の予定です。テレビ番組という事で、内容が変更になる可能性もありますのでお含み置きください) 【3】その他 O四段さんより次回のシニアけん玉教室について、現時点では5月(連休後半又は連休後)を予定しているというお話がありました。 主に上記の様なお話があり、その後今回初参加の鎌ヶ谷けん玉愛好会(日本けん玉協会鎌ヶ谷支部)の重鎮Oさんともう1名の初参加の方、今回2回目の参加のY弐段さん(先日弐段に昇段されました)による自己紹介が行われました。 2.級位・段位の技の練習 上記の連絡事項等の確認の後、級位所有者クラス(下の写真左)と段位所有者クラス(下の写真右)に分かれての練習となりました。 級位のクラスについてはM八段大師匠が講師を務められ、段位のクラスについてはしまっち六段さんとヒューズ五段さんが講師を務められました。段位のクラスについては、ヒューズ五段さんが段位の規定技を中心に指導をされ、しまっち六段さんは段位の規定技に加え、「招き猫はねけん」等の難易度の高い技についても指導をされました。 その様な中、私(ルパン)はM八段大師匠の下、級位のクラスを担当させて頂きました。級位のクラスの技については、主に以下のような点について皆で確認を行いながら進めさせて頂きました。 【1】どの技も共通している点 利き手側の足をやや前に出して構える事が基本である事。技を行う時には、ひざを使って行う事が大切な事 等。 【2】大皿、小皿、中皿 3段階のテンポ(「1」でひざを使って沈み込み、「2」で伸び上がり、「3」で皿で玉を受ける)をイメージして行うとよい事。皿で玉を受ける時は、皿で玉を取りに行くのではなく、玉が一番上まで上がり、落ちかけてきた時にそっと玉を皿で受け止めるようなイメージで行うとよい事(→皿で玉を強くぶつける様な受け方をしない事)。 【3】ろうそく けん先をしっかり持つ事や中皿で玉を受ける時には、中皿が真上に向いている事。 【4】とめけん 玉の穴が真下に向いた状態を保ったまま玉を垂直に上げる事が大切な事。その為には、ひざを使って伸び上がりで玉を上げる事に加えて、手でけんを強く垂直に引かない事。手でけんを強く垂直に引くと、玉が回転してしまい、技が成功出来なくなる事については、実演を兼ねて紹介させて頂きました。 【5】飛行機 けんが真下に来た時に手の引きの動作を入れる事。手の引きの強さについては、どれだけけんを回転させるかによって異なる事について、「一回転飛行機」を披露させて頂き、ご覧頂きました。その他、けんを前に振り出すのではなく、斜め下前に振り出す事により、けんの軌道が縦のだ円の方向となる事が大切な事も実演を兼ねて披露させて頂きました。 【6】ふりけん 玉が真下に来た時に手の引きの動作を入れる事。その他、玉を前に振り出すのではなく、斜め下前に振り出す事により、玉の軌道が縦のだ円の方向となる事が大切な事。 【7】日本一周、世界一周 けん先に玉をさす前の段階の皿(日本一周の場合は大皿、世界一周の場合は中皿)に玉を乗せた際に、玉の穴が自分の方を向いている事がよい事。このようにする事により、けん先に玉をさしやすくなり、成功率が高くなる事につながる事。 【8】灯台 玉の上にけんを立てた後、3秒間静止する必要がある事。 また、上記以外に、「級位の技」については「段位の技」や「その他の応用技」の基礎になっている要素がある事についても実演を兼ねて説明させて頂きました。「飛行機」を成功させた際には、けんを跳ね上げて一回転させて玉にけん先をさすこと(「はねけん」)に挑戦をしたり、「ふりけん」を成功させた際には、玉を空中で一回転させてけん先で玉を受ける事(「地球まわし」)に挑戦してみる事等についてもよい事を説明させて頂きました。このような練習を行う事により、自分が段位の認定試験を受ける際にとても有利になると感じております。その他、「とめけん」で求められる玉の穴を真下に保ったまま玉を垂直に上げる事は、「うぐいす」という技でも必要な要素である事等についても説明させて頂きました。更に極端な例として「宇宙遊泳」を披露させて頂きました。この技の最後は「飛行機」であり、今回学んだ「飛行機」がこの様な技にも活かされている事をご覧頂きました。級位の技を学ぶ事により、その内容が後になって広い意味で役に立つ事がご紹介出来たのではないかと感じております。 3.Kさん(89歳)による演奏 上記の練習後10分位の休憩時間があり、その後前述の「参加者どうしの更なる交流」第一弾として、今回参加者の中で最年長のKさん(89歳)によるハーモニカ演奏に併せて皆で2曲の歌(「浜辺の歌」と「早春賦」)を歌いました。 Kさんは、けん玉以外にハーモニカの先生としても取り組まれており、ハーモニカを2つ同時に利用して演奏されたり、一つの音が何重にもなる様な演奏(復調という演奏スタイル)をされたり等、見事な演奏をされました。上記の2曲を皆で歌った後、ハーモニカにて「影を慕いて」という曲を披露して下さいました(^^) 4.各自の自由な技の練習 上記のKさんによる素晴らしいハーモニカ演奏の後、各自の自由な技の練習が行われました。 この練習の際に、私(ルパン)は「金魚すくい」という技を紹介させて頂きました。簡単に出来そうで意外と簡単に出来ないこの技に皆で楽しく挑戦をし、見事成功出来た時の大先輩の喜んでいる姿が印象に残りました。「金魚すくい」以外に、級位の技や段位の技、「招き猫はねけん」等様々な技への挑戦が行われ、全体的に楽しい雰囲気の中での取り組みとなりました。 5.段位認定試験の実施(審査員:しまっち六段さん、ルパン) 上記の各自の自由な練習時間中に、段位の認定試験についても実施されました。 タイム競技B 参段のタイム(120秒)クリアー 1名 今回の参段のタイムクリアーは、シニアけん玉教室参加2回目のY弐段さんです。おめでとうございます(^^) 以上の内容でした(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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