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カテゴリ:けん玉活動報告編
こんにちは、ちばkenルパンです(^^)
5/5(水)(祝日)、東京都にて開催されました「シニアけん玉教室」に参加させて頂きました。このけん玉教室は、基本的には2ヶ月に1回開催されており、主に中高年者を対象としたけん玉教室です。 今回の教室では、ちばken最高顧問しまっち六段さんやヒューズ五段さんが参加をされ、OT四段さんの企画により、各人の該当するクラスの技を用いての「けん玉ボーリングゲーム」が行われました。 そして講師の先生がN十段大師匠・T十段大師匠・M八段大師匠と、とてつもなく立派で素晴らしい先生であった事に改めて感激しました。この様な素晴らしい先生に色々とご指導を頂ける事は、まさに贅沢の極みと改めて感じております。また、神奈川県でけん玉の諸活動に取り組まれているN四段さんが初参加をされるという大変うれしい事がありました。 参加者は、私(30代)からみて、人生の大先輩の皆様方30名位でした。活動内容は以下の通りです。 1.連絡事項等の確認 まず最初に、T十段大師匠・M八段大師匠より連絡事項等の確認が行われました。主な内容は以下の通りです。 【1】日本けん玉協会の創立記念日 5月5日は「日本けん玉協会」の創立記念日であり、今回のこのシニアけん玉教室の日がちょうど「日本けん玉協会」創立丸35年の日にあたる大変おめでたい日であるというお話がありました。 【2】5月末に開催される「ライセンス講習会」、「全日本けん玉道選手権大会」の件 5/29(土)に「ライセンス講習会」・「普及員養成講習会」、5/30(日)に「全日本けん玉道選手権大会」が大阪にて開催されるというお話がありました。 【3】シニアけん玉教室メンバーテレビ出演の件 以下の番組が放映され、T十段大師匠、M八段大師匠、IT四段さん、O四段さん、OB四段さん、Y四段さんが出演されたというお話がありました。 「NHK 一都六県」(1チャンネル) 日時:2010年4月16日(金) 時間:午前11時5分~ 【4】今後のシニアけん玉教室の予定等に関する件 新しく作成された「日本シニアけん玉連盟」の資料に基づき、シニアけん玉教室のルール等に関する説明の他、今後、今年のシニアけん玉教室については7月、9月、11月、12月に開催される予定である事等のお話がありました。 【5】今回初参加のN四段さんの紹介 上記のお話の後、今回初参加のN四段さんの紹介が行われました。N四段さんは、神奈川県で神奈川支部長様と共に精力的にけん玉の諸活動に取り組まれていらっしゃる重役の方の一人です。私(ルパン)自身、この様な大先輩を見習い、色々と勉強させて頂ければと改めて感じております。 2.クラス別に分かれての技の練習 上記の連絡事項等の確認の後、各自が所有する級位や段位に応じたクラスに分かれての技の練習が行われました。この練習は、OT四段さんが今回企画をされた「けん玉ボーリングゲーム」の際に用いられる技の練習となっており、具体的にはA~Dの4クラスが設けられました。各クラスの技の詳細につきましては以下の通りです。 AクラスについてはK五段さん、Bクラスはヒューズ五段さん、CクラスはM八段大師匠、Dクラスはしまっち六段さんが講師を務められました。その様な中、T十段大師匠は全クラスを巡回され、必要に応じてアドバイスをされるという形にて進められました。 上記の写真の雰囲気の中で進められる中、私(ルパン)はM八段大師匠の下、Cクラスを担当させて頂きました。Cクラスについては、1番の技から順番に皆で挑戦を行い、全員が挑戦している技に成功出来たら次の技へ挑戦していくというスタイルにて進められました。Cクラスでは主に以下の点を皆で確認しながら進められました。 【1】ふりけん 玉を前に振り出すのではなく、斜め前下方向に振り出す事や、玉の軌道が縦のだ円の方向となる事、けん先で玉の穴をつき挿しに行くのではなく、玉の穴をけん先に来させるような方法で行う事等が大切である事。 【2】つるしとめけん つるした際の玉の高さは、けん先から中皿のふちの範囲であればどの位置でも良い事。(一例として、絶対に皿胴のやや下側の部分に玉の高さを合わせなければならないという事はなく、皿胴のやや上側の部分に玉の高さを合わせてもよいという事) 【3】うぐいす 大皿のふちに玉を乗せる際に、けんを上に上げて大皿のふちに玉を乗せる人と、けんを下に下げて大皿のふちに玉を乗せる人がいますが、どちらの方法でも問題ない事。等 上記の練習の後10分位の休憩時間があり、その後けん玉ボーリングゲームが実施されました。 3.けん玉ボーリングゲームの実施 上記の休憩時間の後、前述のクラス別の技を用いてのけん玉ボーリングゲームが行われました。 この「けん玉ボーリング」というゲームは、簡単にはボーリングの1フレームを1技と考え、10種類の技(計10フレーム)に挑戦するというゲームです。ボーリングで1フレーム2回球を投げるチャンスがあるのと同様に、このゲームでも各技2回技に挑戦するチャンスがあります。このゲームは個人戦ではなく、複数人数で1チームを編成して行われ、どのチームが一番高い点数を獲得出来るかを競う内容となっております。今回は、4名1チームという編成で、4名の点数配分は4点・3点・2点・1点という形にて進められました。 例えば、4点の人が技に成功する事は、ボーリングでは4本のピンを倒した事を意味します。この考え方で、4名が一斉に試技を行い、全員が一回目の試技で技に成功できれば4点+3点+2点+1点で10点獲得(ボーリングでいう「ストライク獲得!!」)となります。チームの誰かが1回目の試技で失敗し、2回目の試技で成功し、2回目の試技でチーム全員が成功となれば同じく10点獲得(ボーリングでいう「スペア獲得!」)となります。 今回のシニアけん玉教室では、前述のように4名で1チームを編成し、合計5チーム(合計20名)での取り組みとなりました。具体的には以下のルールにて進められました。 <けん玉ボーリングゲームのルール> 【1】4名で1チームを編成し、一番前の人から技に成功できた時のポイントを4点・3点・2点・1点とする。 【2】誰かがくじを引き、引いたくじ記載の番号の技(前述の各自の該当するクラスのその番号の技)に全員で一回目の試技に一斉に挑戦を行う。 例>くじで2番が出た場合、Cクラスの人は2番の「飛行機」に挑戦する。 ※一度出たくじは戻さずに行う形にて実施した為、各自の該当するクラスの10技に必ず1回ずつ挑戦する形となります。 【3】【2】で技に成功出来た人は座る。この時点でチーム全員が技に成功できていれば10点獲得(ボーリングの「ストライク」)となる。 ※この時点で1フレーム目の1回目の試技が終了となり、各チームのポイントを集計する。 【4】【2】で技に成功出来なかった人は【2】の技に二回目の挑戦を行う。この時点でチーム全員が技に成功できていれば10点獲得(ボーリングの「スペア」)となる。 ※この時点で1フレーム目の2回目の試技が終了となり、各チームの1フレームの合計得点を集計する。 【5】【2】~【4】と同様の流れで、2フレーム目に挑戦を行う。このフレーム変更の際に、チームメンバーのローテーションを行う。(⇒1フレーム目で点数配分が4点であった人は、2フレーム目では1点に、3点であった人は4点へという形で一つずつ点数配分を前フレームとずらす形となる。) 【6】【2】~【5】の流れで10フレーム目まで行い、合計得点が最も多いチームが優勝となる。 以上のようなルールにて進められました。今回のゲームでは、司会・進行・得点記録係をOT四段さんが務められ、しまっち六段さんとヒューズ五段さんが各チームの得点集計係を務められました。 5チーム(計20名)で行われた中、最高得点は108点となりました。108点のチームは、途中フレームで見事ストライクを連続2回(チーム4名全員が一回目の試技で成功するという事が連続2回)あり、その事が最高得点となる事に大きく結びついたと感じております。 このゲームは、ストライクやスペア(各フレームにて、2回の試技以内にチーム4名全員が技に成功する)を獲得すると、どんどんスコアが加算されていくチャンスが出てくる為、最初に得点が獲得出来なくても、後半でストライクやスペアを連続して獲得出来れば、逆転の可能性も大いにあり得る点が面白味となっていると感じております。今回、ほとんどの人がこのゲームに初挑戦という形となり、「とても面白いゲーム!!」という意見が多かったです。OT四段さんの見事な企画により、緊張感のある中、とても楽しい雰囲気の中で進められました。 4.各自の自由な技の練習 上記のけん玉ボーリングゲームの後、各自の自由な技の練習が行われました。 5.段位認定試験の実施 上記の各自の自由な練習時間中に、段位の認定試験についても実施されました。 (審査員:しまっち六段さん、K五段さん、ヒューズ五段さん、ルパン) 参段合格者 1名 今回の参段合格者は、Y弐段さん(30代)です。おめでとうございます!! 6.その他 けん玉界の巨匠の一人である A十段大師匠が2010年3月26日に90歳でお亡くなりになったという報告が上記の連絡事項等の確認の際にありました。心よりご冥福をお祈り致します。 以上の内容でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月12日 00時08分07秒
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