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カテゴリ:けん玉活動報告編
こんにちは、ちばkenルパンです(^^)
6/12(土)、鎌ヶ谷けん玉道場へ参加させて頂きました。今回は、道場主であるN五段さんのご都合が悪く、私(ルパン)が道場の司会・進行役として取り組ませて頂きました。 今回の道場では「もしかめ」の練習の他、各自が所有する級位や段位に応じたクラス別の技をゲーム形式にて行う内容が中心となり、10名位での道場となりました。活動内容は以下の通りです。 1.もしかめの練習 まず最初に、「もしかめ」の練習が行われました。 まずは3分間、落球してもOKという条件で皆さんに「もしかめ」を続けて頂き、その間に私(ルパン)が皆さんの「もしかめ」のやり方を確認し、必要に応じてアドバイスをさせて頂くスタイルにて進められました。 その後、1分間落球してもOKという条件で、各自で回数を頭の中で数えてもらいながら挑戦してもらいました。この練習の後、級位や段位の認定試験で「もしかめ」を行うスピードが【1分間に135回以上】という決まりがあり、その事を意識して頂く為に実施をさせて頂いた事を挑戦者の皆さんにお話させて頂きました。この練習の後、私(ルパン)が15秒間「もしかめ」を披露させて頂き、36回であった為、1分間だと144回(36回×4倍)になり、このスピードであれば前述の条件をクリアー出来るという事を実際に皆さんにご覧頂きました。級位や段位の認定試験の際に、ただ落球せずに規程の回数が出来ればよいという事ではなく、スピードについても意識をする事が大切である事を皆さんにお伝え出来たのではないかと感じております。 2.クラス別の技を用いての技の練習 上記の「もしかめ」の練習の後、以下のクラス別の技(各クラス10種目)を用いての技の練習が行われました。 上記写真のように、各人の所有する級位や段位に応じて「初級者の部」「級の部」「段の部」の3つのクラスが設けられ、各自が該当するクラスの技へ挑戦を行いました。その他、上記以外に「特別クラス」が設けられました。この「特別クラス」は、日本けん玉協会主催の最も大きな大会である【全日本けん玉道選手権大会】(⇒簡単には、大人(中学生以上)のけん玉の日本一を決定する大会です)に登場する固定種目(毎年変わる事のない決まった種目)の10種目とさせて頂き、具体的には以下のような内容となっております。 特別クラス(全日本けん玉道選手権大会の技)概略 ・つるし一回転飛行機~はねけん ・二回転灯台 ・宇宙遊泳 等の10種目 まず最初に上記の写真の3つのクラスの技と特別クラスの技について、私(ルパン)が実演を兼ねて紹介をさせて頂きました。特に上記の特別クラス(大人(中学生以上)のけん玉の日本一を決定する為に登場してくる規程技)については、五段や六段の認定試験に登場してくる規程技が応用という形で登場してくる事や、上記「宇宙遊泳」の様に、級位や段位の認定試験では登場してこない内容も含まれている事、更に今年の上記の大会(5月30日開催)(決勝トーナメント:対戦形式)では、五段の最後に登場してくるとても難易度の高い技である「二回転灯台」を、2人とも3回挑戦して3回とも見事に成功させ、この「二回転灯台」では勝負がつかなかった場面があった事についても紹介させて頂きました。今回、この特別クラスに挑戦する人はいませんでしたが、けん玉の日本一を決定する大会(全日本けん玉道選手権大会)ではどの様な技が取り上げられているのか、そしてその大会のレベルはとても高い内容である事を概略ではありますがご紹介出来たのではないかと感じております。 その他、上記のクラス別の技の中には、級位や段位に登場してくる技(「さか落とし」や「うぐいすの谷渡り」等)も含まれている為、級位や段位の認定試験を受ける際に注意するべき大切な部分(例>「さか落とし」の灯台完成後の静止部分等)についても、実演を兼ねてご覧頂きました。 上記の実演を兼ねた技の紹介の後10分間位、各自での自由な練習時間が設けられ、その後にゲーム形式での技への挑戦が行われました。今回行われたゲームのルールにつきましては以下の通りとなっております。 <ゲーム形式での技の練習(ゲームの進め方)> 【1】まず、以下のスコア表を参加者全員が受け取る。 【2】上記スコア表左上の「挑戦する技」と印刷されている下の枠に1~10の数字をランダムに記入する。(→この数字が各技に成功した時の得点を意味する。) 【3】誰かがくじを引き1回目に挑戦する技を決める。 例>「3番」のくじを引いたら、各自の該当するクラスの「3番」の技に挑戦する。上記のスコア表を例にすると、1回目の技に成功した場合は7点がもらえ、成功出来なかった人は0点となる。同様の流れで、2回目の技に成功した場合は3点、3回目の技に成功した人は1点がもらえる。 【4】【3】と同様の流れで10回技に挑戦を行う。一度出たくじは戻さないで行う為、必ず10種類の技を行う事となる。 基本的には、上記のルールにて2ゲームが行われましたが、2ゲーム目は若干異なったルールとさせて頂きました。 <1ゲーム目> 上記【1】~【4】の流れで、各技に1回ずつ挑戦を行う。全て成功出来た人は55点満点(→スコア表にランダムに記載された1~10までの数字の合計)となる。 <2ゲーム目> 各技について、1回目の試技が失敗しても2回目の試技に挑戦するチャンスが与えられる(→1回目の試技で技に成功した場合は、2回目の試技は行わない)。ただし、2回目の試技で成功した場合は、スコア表に記載された数字よりも2点少ない得点となる。全て1回目の試技で成功出来た人は55点満点(→スコア表にランダムに記載された1~10までの数字の合計)となる。 上記の1~2ゲームの合計得点(満点は110点(55点+55点))により順位を決定するという形にて進められました。 1位はK君(小学生)の97点、2位はT君(小学生)の79点、3位はK田さん(社会人)の74点となりました。 今回のこのゲームは、スコア表にランダムに数字を記入する事やくじ引きにより技を決定する事から、いつどの技に挑戦するのか・その挑戦する技が成功できれば何点獲得となるのかがその時にならないと分からない点が面白味となっていると感じております。その為、得意技をあっさりと成功させて10点獲得出来る人もいれば、その逆も大いにあり得ると感じております。 3.ゲーム成績上位者による技披露 上記のゲーム終了後、ゲームで1~3位までとなったメンバーによる技披露が行われました。(⇒下記の写真は優勝者のK君です。その他のメンバーは、教室の真ん中辺りからご覧になっているので、写っておりませんが、参加者全員がK君の試技を見ております(^^)) 優勝者のK君は「とめけん」を、2位のT君は「空中ブランコ」を披露してくれました。また、3位のK田さんは「灯台」を披露して下さいました。 その後、私(ルパン)も級位や段位に登場してこない技である「スーパーフラミンゴ宇宙遊泳」や「やまびこ返し」、「ひっつき虫」等を披露させて頂きました。特に、「ひっつき虫」については、ご覧頂いた皆さんが「え??何故玉に大皿がくっ付くの???」というびっくりされた姿が印象に残りました(^^) また、私(ルパン)の技披露の際には「この2つの技(「中皿極意」と「すべり止め極意」の実演内容)の何処が違うでしょうか?」というクイズを皆さんに出させて頂きました。このクイズに、上記ゲームの優勝者であるK君が「玉を乗せてる場所(「中皿極意」は中皿のふち、「すべり止め極意」は中皿のふちの一つ内側のふち)が違う」という事を見事に答えてくれました。その他、級位の規程技として登場してくる「とめけん」についても、玉をそのまま垂直に引き上げる技術が必要という点では「中皿極意」や「すべり止め極意」と共通している事についてもお話させて頂きました。この様に、級位に登場する技を成功させる為に必要な要素は、段位になっても活かす事が出来る事についても紹介させて頂きました。更に、普段の練習で「飛行機」が成功できたら、けんを空中に跳ね上げて一回転させて玉にけん先をさす事(「はねけん」まで挑戦してみる事)等、級位の技を練習する際には、更にその先の過程についても挑戦してみる事をお勧めさせて頂きました。この練習により、級位の技を練習している際にも、段位の技の一部分についても同時に学ぶ事ができ、自分が実際に段位の技の内容に本格的に挑戦する際には有利になる(既に段位の技の一部分については最初から出来ている状態となる)と私(ルパン)の学生時代の経験から感じております。 4.各自の自由な技の練習 上記の技披露の後、各自の自由な技の練習が行われました。 この練習の際には、H弐段君が五段の認定試験に登場する「灯台とんぼ返り」に挑戦をしていた事や、鎌ヶ谷けん玉愛好会(日本けん玉協会鎌ヶ谷支部)のWさんが見事に「金魚すくい」(床に置いた玉を大皿ですくい取る技)を鮮やかに何度も成功させていた事等が印象に残りました。特にH弐段君は、次に挑戦する参段だけでなく、更にその先を考えて取り組んでいる事は素晴らしい事と感じております。 5.級位認定試験の実施(審査員:ルパン) 上記の各自の自由な技の練習の後、級位認定試験が行われました。 1級合格者 1名 今回の1級合格者は、上記のクラス別の技を用いたゲームにて見事3位となられたK田さんです。K田さんは、今回がけん玉の認定試験に挑戦された事が初めてで、見事初挑戦で一気に1級まで昇級されました。とても安定した素晴らしい試技を見せて下さいました。合格おめでとうございます!! 以上の内容でした(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月13日 01時38分30秒
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