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カテゴリ:けん玉活動報告編
こんにちは、ちばkenルパンです(^^)
7/4(日)千葉県館山市の南総文化センターにて開催された「第12回あわ夢まつり」(千葉県館山市)に参加させて頂きました。このお祭りは、南房総の次代を担う子ども達の心を育み、健やかな成長を願って1999年より毎年継続して行われ、今年で12回目となるお祭りです。 屋外での取り組みではなく、上記の大きな建物内にて食品や食器等様々なものが販売される他、人形劇や紙芝居等がホールにて開催されました。その様な中、今回茂原けん玉道場よりY支部長様とY井弐段さん(高校生)、私(ルパン)の3名にてホールの舞台上での技披露をさせて頂きました。Y支部長様と私(ルパン)は、昨年同お祭りへ参加をさせて頂きましたが、Y井弐段さんにとっては今回が初めての取り組みとなりました。活動内容は以下の通りです(^^) 1.リハーサルへの参加 午前中に、午後からの本番に向けてのリハーサルが行われました。このリハーサルでは、全体的な流れの確認(誰が挨拶を行って、その次に誰が技を披露するのか等)に加え、実際の技披露の際にどの向きで技を行う事により観客の皆様へ技の内容をより一層お伝えできるのか(⇒例えば、「飛行機」を行う際は前向きで披露するのではなく、横向きで披露する事によりけんの振り出し方やけんの軌道をより一層ご覧頂きやすくなる事)等の確認が行われました。 2.本番前の技の練習等 リハーサルの後、本番まで数時間の時間があった為、控え室の前のスペースにて練習を行っていたところ、他のコーナーに出演する小学生の子どもたちが練習(試技)内容に注目してくれ、練習の場が技披露の場となりました。私(ルパン)が色々な技を披露させて頂く他、子供たちにも「どじょうすくい」や「金魚すくい」等に挑戦をしてもらいました。 子どもたちより「どじょうすくいという技、出来るよ!!」という言葉があり、実際に玉を持って床に置いたけんを玉ですくい取り(どじょうをすくい)、更に玉がけん先にささった状態でけんを床に立てる(どじょうをザルにあけるところ)まで皆が見事に成功をさせました。私(ルパン)が「どじょうすくい」という技の名前を言う前に、子どもたちから技の名前が出てきた事は素晴らしい事と感じました。その他、中には見事に一発で「とめけん」を成功させた小学生もいました(^^)また、「ねえ、【すべり台】という技知ってる?」という質問があり、私(ルパン)が「どんな技ですか(^^)」と聞いてみると、「けん先すべり」の事でした。早速その場で技披露をさせて頂きましたが、確かに「すべり台」のようにも見えると感じ、子どもたちの豊かな発想が素晴らしいと感じました。 上記の技の練習・技披露の後、素晴らしい人形劇等を拝見させて頂き、いよいよ本番の舞台上での技披露となりました。 3.けん玉技披露(本番) 人形劇や紙芝居の上演終了後、午後2時40分頃よりいよいよけん玉技披露の順番がやってきました。 けん玉の技披露は、上の写真のホール舞台上で行われました。(→上記写真は人形劇上演時の写真ですが、上記のような雰囲気の中で行われました) 全体的には、級位・段位の技を中心に披露させて頂き、その後空中技等の級位・段位に登場しない技を数点披露させて頂く形にて進められました。けん玉技披露という事で頂戴した時間は20分位、観客数は100~150名位という状況の中での技披露となりました。具体的には以下の内容にて進められました <けん玉の技披露:舞台上にて> 【1】茂原けん玉道場Y支部長ご挨拶 【2】級位の技(大皿~もしかめ)披露 (→演技者:Y支部長・Y井弐段さん、司会進行役:ルパン) 【3】段位の技(けん先すべり・宇宙一周~はねけん)披露 (→演技者:Y井弐段さん、司会進行役:ルパン) 【4】段位の技(一回転飛行機~灯台とんぼ返り) (→司会進行・演技者:ルパン) 【5】級位・段位以外の技(空中技他) (→司会進行・演技者:ルパン) 【6】茂原けん玉道場Y支部長ご挨拶 【7】最後に各自で一技ずつ披露 以上の【1】~【7】の流れにて進められました。約20分という持ち時間の中、今回Y支部長様に許可を頂き、私(ルパン)が全ての技の司会・進行役を行わせて頂きました。その際に、観客の皆様に「技の名前」と「どの様な技なのか」という事をけん玉を用いて説明を行い、その後で実際に実演を行うという流れにて進めさせて頂きました。 【2】の「大皿」から「もしかめ」については、各技について技の説明をさせて頂いた後に「この技が出来ると○級に合格する事が出来ます!!」という形で、具体的にどの技が出来るようになると何級に合格する事が出来るのかという目安についても併せて説明をさせて頂きました。級位の技については、特に「とめけん」以降の技については観客の皆さんから「おお~」という声が上がりました。また、「世界一周」は段位にも登場する事に加えて、様々なけん玉の大会に登場する事も多い技である事、「もしかめ」についても、段位でも登場する技である事や、四段となると落球せずに1000回出来なければならない事についても説明をさせて頂きました。 今回「もしかめ」については昨年と比べて工夫を凝らして披露させて頂きました。私(ルパン)のもしかめの歌に合わせて、3名全員で披露させて頂きましたが、その際に私(ルパン)は「両手もしかめ」という形で披露させて頂きました。その際に、歌の途中で片方の手は大皿へ・もう片方の手は中皿へ玉が乗っている形となるように、左右の手で玉が乗っている皿がずれるようにさせて頂きました。この「両手もしかめ」については、これまでご覧になった方がほとんどいらっしゃらなかった事もあり「おおお~~~!!!」という歓声の声が多かったと感じております。 【3】については、「けん先すべり」・「宇宙一周」~「はねけん」については、Y井弐段さんが実演をされました。この技披露前に、以下の内容につきまして説明をさせて頂きました。 ・「1級」の上に「準初段」があり、「準初段」は飛行機等の級位の後半の技がある程度精度高く成功出来る事に加えて、「けん先すべり」という技が成功出来なければならない事。『その「けん先すべり」とはこの様な技です』という説明の後に「けん先すべり」をY井弐段さんに披露して頂きました。 ・「準初段」の上に段位があり、初段⇒弐段という形で段位が上がっていき、最高段位が十段である事。七段以上は、けん玉の世界で相当に貢献をされた方に与えられる名誉段位である事。六段までは、規程された各技に10回挑戦し、要求される回数を成功させなければならない技量試験がある事。段位が上がるにつれて、成功させなければならない回数が上がってくる事や、挑戦する技そのものが難易度の高いものとなってくる事。『その様な中で、これからご披露させて頂く4つの技(宇宙一周・うぐいす・つるしとめけん・はねけん)については、初段~六段全てに登場してくる技です』という説明の後、これらの4つの技を一つずつY井弐段さんに披露して頂きました。この4つの各技について、10回挑戦して初段では「1回」、六段となると「8回」成功させなければならない事についても説明をさせて頂きました。「はねけん」等、級位の技が応用の形で登場するだけあり、観客の皆さんよりの「おお~」の声も大きかったと感じております。特に、段位で初登場する「うぐいす」については、「この様な場所にも玉が乗るんですよ(^^)」という説明をさせて頂きました。 【4】については、「一回転飛行機」から「灯台とんぼ返り」という事で参段~六段に登場する技を私(ルパン)が技の内容を説明させて頂いた後実演をさせて頂きました。全ての技が成功した後【3】同様観客の皆様より驚きの雰囲気が伝わってきました。 【5】については、アリウープタワーブリッジ(かぶせ灯台)・ひっつき虫の他、空中技を披露させて頂きました。「空中技」とは、空中にけん玉を投げ上げ、その後空中で回転してきたけん玉の玉やけんをつかんで最後に「飛行機」や「ふりけん」等で成功させるような技という事で簡単に説明をさせて頂きました。その上で「宇宙遊泳」→「宇宙遊泳を相当に応用した技」の順番で披露をさせて頂きました。「宇宙遊泳を相当に応用した技」については、「スーパーフラミンゴ宇宙遊泳」にジャンピングや扇風機の動作を加えた内容を披露させて頂きましたが、特にこの技については大歓声となりました。今回は、「つるし一回転飛行機」や「二回転灯台」の技披露を割愛させて頂いた代わりに、前述の2点の技(かぶせ灯台・ひっつき虫)を披露させて頂きました。どちらの技も、これまでにご覧になった方いらっしゃらなかった事もあり、「おおお~~~!!」という驚きの声が大きかったと感じております。特に「ひっつき虫」については、技披露の前に『この様に絶対に玉に大皿がひっつく事が無いのに、これが何とくっついてしまうんですよ(^^)/』という実演を兼ねた説明の後に披露させて頂いたので、今回の技披露の中で特に驚きの声が大きかった内容と感じております。 そして、【6】の茂原けん玉道場Y支部長様のご挨拶の後、【7】にて3名での技披露をさせて頂きました。Y支部長様は「空中ブランコ」を、私(ルパン)は「玉つきさし」を、そして最後のおおとり役をY井弐段さんが見事「小指姫」を成功させて終了となりました。 今回の技披露は昨年と比べると、全体的には「うらふりけん」・「さか落とし」他段位の技披露を何点か割愛させて頂く代わりに、「けん玉の段位とはどの様な内容となっているのか」という説明と実際に披露させて頂いた段位の技とを更に紐付けて観客の皆さんにご覧頂いた事と、級位・段位以外の技についても昨年よりも披露させて頂く技の種類を増やしての取り組みをさせて頂いた点が異なっていると感じております。昨年よりも更に観客の皆様からの歓声が大きかったのではないかと感じております(^^) 4.段位認定試験の実施(審査員:ルパン) 上記の技披露の後、控え室にてY井弐段さんの参段昇段試験を実施させて頂きました。結果は【見事合格!!】となりました(^^)/ Y井弐段さんは、「もしかめ」は既に参段の規程回数をクリアーしていた為、最初に「タイム競技B」を実施させて頂き、初挑戦で見事70秒という見事な結果を見せてくれました。あともう少しで四段のタイム(60秒)までもクリアーするような見事な内容でした。更に、規程技についても結構安定した素晴らしい内容を見せてくれました。 参段合格おめでとうございます!! 以上の内容でした(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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