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カテゴリ:けん玉活動報告編
こんにちは、ちばkenルパンです(^^)
7/19(月)(祝日)東京都にて開催されました「シニアけん玉教室」に参加させて頂きました。このけん玉教室は、基本的には2ヶ月に1回開催されており、主に中高年者を対象としたけん玉教室です。 今回私(ルパン)は、午前中に千葉県松戸市でのけん玉活動(「第30回原爆写真展&平和のつどい」というお祭りでのけん玉活動)に参加させて頂いた為、シニアけん玉教室には、途中(大会予選の時)からの参加となりました。 今回の教室では、今年の3月に天国に旅立たれたA十段大師匠とシニアけん玉教室会員のIさんの追悼大会が開催されました。今回は、ヒューズ五段さんやH中四段さんに加え、いつも鎌ヶ谷けん玉道場で一生懸命けん玉に取り組まれているTさんご家族(お父様、ご長男(小学1年生))をはじめとした初参加の方がとても多く、35~40名位での教室となりました。多くの方々が参加される事は大変に喜ばしい事と改めて感じております。今回の教室では、「6歳~89歳」と参加者の年齢層が非常に幅広く、けん玉はまさに老若男女誰でも楽しめる素晴らしいものである事を改めて感じました。 そして、講師の先生がT十段大師匠・M八段大師匠と、とてつもなく立派で素晴らしい先生であった事に改めて感激しました。この様な素晴らしい先生に色々とご指導を頂ける事は、まさに贅沢の極みと感じております。活動内容は以下の通りです。 1.追悼大会に向けての技の練習 まず最初に、追悼大会(以後、大会と記載させて頂きます)に登場する技の練習(各自が自由に練習する形式にて)が行われました事を、最初から参加をされていたOT四段さんより教えて頂きました。今回大会に登場する技は、各自が所有する級位や段位に応じたクラス別の技という事で、2クラス(各クラス10種目)が設けられました。(※その2クラスの具体的な技につきましては以下の「2.大会の開催」部分へ記載させて頂きます) 2.大会の開催 前述の大会の技の練習終了後、いよいよ大会が開催されました。今回の大会は、各自がどれだけ技に成功出来たかというポイントに加え、年齢ハンデのポイントが加算されます。簡単には年齢が高ければ高いほど最初から高いボーナス点が加算された状態からのスタートとなります。例えば、60歳の人と80歳の人の技の成功回数が同じであった場合は、ボーナス点によって80歳の人が勝ちとなります。今回の大会での2クラス(各クラス10種目)の具体的な技につきましては、以下の通りとなっております。 <Aクラスの技(段位のクラスの技)> ・世界一周 ・けん先すべり ・地球まわし ・うらふりけん ・さか落とし ・うぐいす ・一回転飛行機 ・つるしとめけん ・はねけん ・一回転灯台 <Bクラスの技(級位のクラスの技)> ・前ふり小皿 ・中皿 ・ろうそく ・とめけん ・飛行機 ・ふりけん ・日本一周 ・村一周 ・灯台 ・もしかめ10回連続 予選と決勝トーナメントのルールにつきましては、以下の通りです。 <予選> 【1】各自が上記の各技を2回ずつ挑戦(10種目×2回試技)し、1回成功1点として得点を算出する。 【2】上記【1】の得点に年齢ハンデの得点を加算する。 40歳~49歳(Aクラス・Bクラス共に0点) 50歳~59歳(Aクラス2点、Bクラス1点) 60歳~69歳(Aクラス6点、Bクラス3点) 70歳以上(Aクラス8点、Bクラス4点) 80歳以上(Aクラス10点、Bクラス5点) 【3】上記【1】と【2】の合計得点を集計し、得点の高い上位8名が決勝トーナメントへ進出する。得点が同じ場合は、年齢が高い選手が上位となる。 <決勝トーナメント> 【1】上記トーナメント表に基づき左から記載の選手2名が前に出てきて、皆の前で上記大会の技10種目を同時に1回ずつ行う。1回成功1点として得点を算出する。 【2】上記【1】の得点に年齢ハンデの得点を加算する。 40歳~49歳(Aクラス・Bクラス共に0点) 50歳~59歳(Aクラス1点・Bクラス0点) 60歳~69歳(Aクラス3点・Bクラス1点) 70歳以上(Aクラス4点・Bクラス2点) 80歳以上(Aクラス6点・Bクラス3点) 【3】上記【1】と【2】の合計得点を集計し、得点の高い選手が勝ちとなり、次の試合に進む事が出来る。得点が同じ場合は、年齢の高い選手が勝ちとなり、次の試合に進む事が出来る。 【4】【1】~【3】のルールにて試合を進めていき、優勝・2位を決定する。 【5】3位の決定については、準決勝にて残った4名のうち、優勝・準優勝以外の2名のどちらかとなりますが、この2名で年齢が高い選手が3位となります。 2-1.大会の実施(予選) ヒューズ五段さんが司会・進行役を務められ、選手が2列に並び、1列の選手が向かい側の選手の試技の成功・失敗を確認し得点をスコア表に記入、もう一方の列の選手が一斉に試技を行うスタイルにて進められました。 今回は、6歳~89歳まで非常に幅広い年齢の皆さん合計26名が選手として参加をされました。 2-2.大会の実施(決勝トーナメント) 予選終了後、8名の選手による決勝トーナメントが行われました。決勝トーナメントについては、ヒューズ五段さんが司会進行・主審を、K五段さんとOT四段さんが副審・記録係を務められました。(私(ルパン)は基本的には副審・記録係を務めさせて頂き、臨機応変OT四段さんとチェンジし、撮影係についても取り組ませて頂きました) まず最初にトーナメント表の左側記載の選手2名が皆さんの前に出てきて、ヒューズ五段さん司会進行の下、2名同時に10種目の試技が行われました。大会が「準決勝」→「決勝戦」と進み、優勝者はKさん(71歳)、準優勝者はY四段さん(61歳)、3位はTさん(70歳)となりました。 (下の写真は決勝戦の写真) 今回の決勝トーナメントは、緊張感のある中、とても和やかな雰囲気の中で進められました。 全体的には、技の成功回数が同じで、年齢ハンデの部分で勝敗が決まるという白熱した内容が多かったと感じております。特に私(ルパン)が印象に残った試合は、準決勝のTさんとKさんの試合です。お二人とも技の成功回数・年齢ハンデが全く同じ点数という事で、最終的には【Tさんが70歳、Kさんが71歳である為、この勝負Kさんの勝ち!!】となり、この1歳の差によりKさんが見事勝利となった時は皆で大うけとなりました。この試合終了直後、TさんとKさんはお互いに笑顔で握手をされ、この試合が終了となりました。その他、3位決定戦では逆に、【Tさんが70歳でIT四段さんが69歳である為、3位はTさんに決定!!】となり、この時も1歳の差によりTさんが見事勝利となり皆で大うけとなりました。 3.賞品の贈呈 上記決勝トーナメント終了後、T十段大師匠より決勝トーナメント進出者8名に賞品が贈呈されました。 優勝~3位の方々にはカッコいい記念プレートが、4位~8位の方々には様々なタイプのけん玉が贈呈されました。 4.記念撮影 上記賞品の贈呈終了後、決勝トーナメント進出者8名の記念撮影が行われました。 5.技の披露 上記の記念撮影終了後、ヒューズ五段さん、Y参段さん、小学6年生の男の子、Tさん(お父様とご長男)、私(ルパン)にて、技の披露をさせて頂きました。 ヒューズ五段さんは「ろうそく持ち~とめけん」を、Y参段さんは糸なしけん玉を用いて、玉を背中や足の下を通して投げ上げて、その玉を大皿や中皿に乗せるような手品のような見事な内容を披露されました。小学6年生の男の子は「小指姫」を、そしてTさん(お父様)は空中技でも難易度の高い「かまいたち」という技を、Tさんご長男は「ひっつき虫」を披露されました。皆さんの技成功時には拍手が大きく、素晴らしい技披露となったと感じております。 その様な中、私(ルパン)は「かぶせ灯台」等の他、現在の段位の技と昔の段位の技を比較した上で披露させて頂きました(⇒例えば、昔の段位にはタイム競技はBに加えてAとCもあった事を説明させて頂き、その上でタイム競技A~Cを披露させて頂いたり等)。また、今回「とめけん」・「うぐいす」・「すべり止め極意」の3つの技を披露させて頂き、ご覧頂いた皆様に【この3つの技には共通点があります。どの様な事でしょうか(^^)】というクイズを出題させて頂きました。多くの皆様が手を上げてくださる中、今回の大会で見事3位となられたTさんが「玉の穴が下を向いている事」という事で見事当てて下さいました。この3つの技は、6級や五段等、登場してくる級位や段位は異なりますが、技を成功させる為には、玉の穴が下に向いたまま玉を垂直に上げる技術が求められ、6級の「とめけん」を学ぶ事は、段位の技である「うぐいす」や「すべり止め極意」を成功させる為に求められる技術の一部を学んでいる事になっている事、広い意味では一つの技を学ぶ事で他の難しい技の一部を同時に学んでいる事にもつながっているケースがある事を説明させて頂く為に取り組ませて頂きました。 6.各自の自由な技の練習 上記の技披露の後、各自の自由な技の練習が行われました。 この各自の自由な技の練習の際には級位の認定試験が行われ、7級合格者が1名誕生しました(^^) 以上の内容でした(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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