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カテゴリ:けん玉アイテム
先日、ネットで革を大量に購入した。
到着した革は期待していた品質とかけ離れていてあまりのビニールっぽさに呆然とした。 これ革ですか? オレのヨメさんは革にこだわっている。 きっと許さないだろう。 さて、自腹で注文したプレス型も届いたので いよいよケンダマンホルダーの量産化に向けた試作に取り掛かる。 今回は「部品加工」の工程をご紹介しよう。 ケンダマンホルダーの部品はISO9001を取得している工場で加工する。 部品加工工程 1)材料受け入れ検査 入荷した材料に不具合や間違いがあった場合、それに気付かず加工してしまったら 全数不良品になり多大な損害をこーむる。 入荷した材料は品番、寸法、厚み、色などを確認しよう。(※写真は厚みを測定しているところ) 2)材料カット 今回の材料はロール状で購入した。次の工程で加工しやすくする為にシート状にカットする。 3)プレス加工 クッキーの生地などをハート形の型などで抜く作業をイメージしてもらいたい。 そのように革を抜き加工し製品形状にする。 縫い目もこの時一緒にあけられている。 レザークラフトをやった事ある方はご存知だろう。あの穴明けは結構めんどくさい。 4)検査 (検査データの入力) 不適合品を次工程に流出させない仕組み、それがISO9001品質マネジメントシステムである。 また、万が一不適合品が発生した場合、どの材料で、誰が、いつ製造したものか、など ロット追跡可能なシステムでもある。 その為にも、毎加工ごとの検査成績を記録しておく事は重要だ。 5)梱包 品質が確認された製品は袋詰めされ、縫製先に出荷される(予定) 無農薬野菜や機織製品などで「私が生産者です」という顔写真を良く見るが それらは買う側の安心感UPに効果があるようだ。 ケンダマンホルダーも同じように「顔の見える製造」を目指している。 いずれにせよ、材料調達先と縫製依頼先を見つけなくてはこの大量生産も企画倒れになり 抜き型や工具、革材料などの負債を抱えてしまう。 そして一番大切な事だが 現時点ではケンダマンホルダーは日本向けの発売予定は無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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