【僕の歩く道】第4話
「取って」と言われなければ、ラーメンの香辛料を他人のために取って上げる事はない。「買ってきて」と言われなければ、人が食べる分まで買ってくる事はない。他人のやる事には興味を示さない。そんな輝明が、雨の中で泣いている都古に傘をさしかける。成長したのね。。。と言う事では、たぶんなくて。。。たまたま前日にテレビドラマで主役がやっていた事をマネしただけ。都古が泣いていなければ、大雨でも傘を差し掛ける事はなかったかも知れない。そんな輝明の事を誰よりも理解している都古。動物の世話をし、輝明に気を配り、友達のグチを聞き。。。でも、都古自身の心のフォローは誰もしてくれない。真っ暗な部屋の中で寂しさを噛みしめる都古。私、川原さんと結婚したいんだと思う。だから、もう会わない。しかし、決心して間もなく、川原は離婚したと言う。都古が病気で1日休んだだけでも、かなり不安定だった輝明は、もしも都古が動物園を辞めてしまったらどうなるのだろう。。。園長が言っていた「いつまでも先生に頼るわけにはいかない」と言う状況が、早くも近づこうとしている。都古は結婚しても、テルのために動物園の仕事を続けるのか。川原は、それに対して理解を示せるのか。どうも、自身の子供も自閉症らしい古賀は、輝明に心を開くのか。この先の課題は山積みである。 いつも、ありがとうございます。もう何週も、こんな事でスイマセンが。。。現在パソコン不調のため、コメント、トラバなどが難しい状況です。トラバいただいたのに無視しているワケではないので、気を悪くなさらないで下さいね。トラバいただいたりコメントいただいたりしたブログさまは必ず、記事を拝見しにご訪問させていただいています。足跡残せていない所が多くて、すいません。・僕の歩く道 第3話