【任侠ヘルパー】第4話
詐欺師が感謝されたまま逃げんじゃねえよ。だまして逃げんなら憎まれろ。ゆるして欲しいと思うんならキッチリ筋通せ。彦一は、「タイヨウ」の会員・北浦ナツの散歩に付き添っていた。散歩に全く乗り気では無かったナツが1人の女性を見て笑顔を見せる。彼女は、昔、ナツの元に通いで来ていたヘルパー・宇野玲子だった。玲子は、ナツに会うために「タイヨウ」に通い始め、親切な介護で他の入居者たちの人気者になる。虐待を受けていた節子の事から立ち直れないまま仕事をしていたりこは玲子を見て複雑な気分。どうして、こんな事やらされてるんだ?真剣に悩む事ないでしょう。所詮、エセヘルパーなんだから。と六車。彦一もなぜヘルパーとして研修に送られたのかその意味が掴めないままでいた。そんなある日、彦一は年寄りの家から玲子が出てきて、違う名前で呼ばれているのを見る。怪しんだ彦一は、しばらく玲子の様子を見ていたが、どうも年寄りの家に通い、詐欺を働いているらしい事が分かった。六車たちは、面倒に関わると正体がばれると、事態を重く見ていない様子。殴りかかる彦一に、自分たちがここに送り込まれたのは、年寄りをしのぎの道具として使うため。あの女とやる事は同じだ。と六車は言う。自分が過去にしてきた事を思いだし、何も言えない彦一。タイヨウでは和泉も玲子の様子を怪しんでいた。そして、ついにナツが玲子と連絡が取れないと言ってきた。しかし、ナツは玲子から貯金を取られてはいなかった。貯金を100万も騙し取られたのは、前回玲子が姿を消した3年前。。。ナツは以前、玲子から詐欺に遭っていたのだった。その頃、ナツは夫と死に別れ、1人で毎日寂しく暮らしていた。玲子はそんなナツの元に現れた。毎日通ってくれる玲子にナツの心は和んだ。お金なんて。別に取られても良かったのよ。親切にしたのは、詐欺師だからです。詐欺師だって良いじゃないの!優しくしてくれたら。玲子は、確かに老人たちから貯金を騙し取っていた。しかし、それは全額ではなく、老人たちに必要なプレゼントなども残していた。みんな玲子に感謝していた。誰も訴えようと言う人間はいなかった。玲子はナツと約束したナツの夫の墓参りにも来ていた。そこで待ち伏せした彦一は、玲子をタイヨウに連れ戻る。詐欺師は感謝されて逃げるんじゃねぇよ。憎まれろ。ゆるして欲しいと思うなら、キッチリ筋通せ。 何が一番必要とされる事なのか。快適だが、機械的な介護なのか。足らない物は何なのか。1人1人の要求に応えていては、ヘルパーの数は足らなくなり環境は悪化していくばかり。私は目の前のお年寄りだけ救えれば良いとは思えない。と晶は言う。本当は、家族が全てやれば。。。ヘルパーなんて物は必要なく、家族に守られて年寄りは心穏やかに暮らせるのだろう。年寄りは金づる。と言う玲子は、誰よりも要介護者たちの希望を叶えていた。老人の心からの希望は、介護人がいることではなく、家族がいる事。考えれば簡単な事である。ただ、一緒にいてあげればいいのだ。これは末期医療にも繋がるテーマだ。では、なぜ、そうしないのか。みんな親をヘルパーや病院に任せっきりにするのか。その答えは。。。たぶん、私はよく知っている。寂しくて寂しくて、と言うナツの顔が自分の母親と被る瞬間。このドラマは、本当に痛いなぁ。。。。。私も、もっとせめて電話くらいはしなくてはならない。。。と思ってしまった回だった。島かおりさんは、山Pの認知症のお祖母ちゃん役が記憶に新しいので。。。まったく違和感なかったな。って言うかイメージが車椅子に定着しそうキャスト翼 彦一 … 草なぎ 剛四方木りこ … 黒木メイサ和泉零次 … 山本裕典鷹山三樹矢 … 薮 宏太(Hey!Say!JUMP)黒沢五郎 … 五十嵐隼士美空晴菜 … 仲 里依紗六車雅人 … 夕輝壽太羽鳥涼太 … 加藤清史郎日野弥生 … 中別府 葵堀井皐月 … 安田美沙子松原浩美 … 橘 ユキコ大島陽介 … 山田親太朗古賀健介 … 高木万平古賀康介 … 高木心平戸川由香 … 甲斐まり恵野村愛子 … 三浦まゆ高田和樹 … 向井 理 鷹山源助 … 松平 健(特別出演) 二本橋賢吾 … 宇梶剛士園崎康弘 … 大杉 漣羽鳥 晶 … 夏川結衣 ※最近、gooブログさんとlivedoorブログさんに時々トラバが飛ばないのです。お返しできない方は申しわけありませんなお、トラバのお返しコメントのお返事共に大変っ遅れてる状態です。気長にお待ち下さい~