【平成22年度 春期ドラマ総評】独断と偏見が全てです
毎度お馴染みのちょ~独断と偏見の4月期クールドラマ総評です。まだ終わってないのもあるけど、もう評価に変わりないんで。私のドラマ評は、いつも特殊なんで~。。。あまり気にしないでサラッとお読み下さい。そもそもレビューしてるドラマ自体が少数派だしねでは、サラサラっと行ってみよ。★各ドラマのタイトルは、最終回と統括記事にリンクしています。最優秀作品賞1位 「八日目の蝉」秀作品賞2位 「Mother」秀作品賞3位 「臨場」「蝉」と「Mather」両方見てた人は、え~~っと言うんだろうなぁ。。。世の中の多くの人は母なる物は聖母だと信じたい。しかし、母である私には母が聖母であるなんて有り得なかった。「蝉」と「Mather」の違いは、そこにあるのだと思います。虐待されている子供を拾って逃亡し、我が子のごとく愛する事は、とても私と言う人間から懸け離れすぎた所行であり。。。亡くした子供の代わりに愛人の子供を攫って我が子のごとく育てる痛い誘拐犯の方が自分に近い気がするのです。「蝉」では主人公は反省の色も無く、攫った子供を盲目的に愛し続けます。美しい詩のように続く希和子の独白と、セピア色の写真のような風景。愛らしい子供。それは、希和子が無くした時であり、このドラマは常軌を逸した悲しい女の夢物語であったと思うのです。あまりにも優しい柔らかな母の笑顔と、実母と信じてひたすら女を慕う幼い子供の風景は、見ているこっちまで夢の中にいるようでした。続け、続けと思いました。離れる時は身を切られるようでした。私には、「Mather」の別れのシーンよりも「蝉」の別れのシーンの方が数十倍辛かった。それは、夢が終わってしまう瞬間だったから。今でも、たくさんの美しいシーンが音楽と共に蘇ります。檀れいさんは、素晴らしい女優さんでした。「臨場」は、シーズン1よりは、ちょっとストーリーが俗っぽくなっていた気が。。。それでも、良いドラマである事に違いありません。残り、優秀賞は差し上げられないけれども、私が面白かった順。4位 「絶対零度~未解決事件特命捜査~」酷評受け続けてましたが、まぁ、それも仕方ない。。。だって未解決を解決する切っ掛けは、いつも偶然だし。未解決になるはずもなく捜査できそうな事件ばっかだし。それでも、臨場感溢れる事件再現シーンの画を評価します。ストーリーがもっと練られれば。。。間違いなく佳作になるでしょう。5位 「ヤンキー君とメガネちゃん」軽くて楽しくて、でも感動もあって。。。大好きでした6位 「チェイス~国税査察官~」う~ん。。。イマイチ、ハマり切れず~。。。何だかんだ言ってもツッコミ所が多すぎた気がするんだよ。。。7位 「新参者」阿部ちゃんが凄かった。ゲストが豪華だった。「龍馬」の人たち、いっぱい出てきた。溝端くんが上手くなった。向井くんは、やっぱりダサメガネじゃない方が良い。そんな感じ。後は、特に順位なく。。。「警視庁 失踪人捜査課」特に評価しまへん。「離婚同居」昼ドラ枠で良いと思います。「タンブリング!」青春とはケンカですかっ「怪物くん」特殊メイクとCGと稲森さんの美しさを評価します「月の恋人~Moon Lovers~」書き始めたら止まらないくらい文句ばっかになるんで。。。「ジェネラル・ルージュの凱旋」脱落です「素直になれなくて」ツッコミ所すら無くなったらお終いですよ。「三代目明智小五郎~今日も明智が殺される~」真夜中の名(迷)作です。くだらなさが最高~でした「ハガネの女」ツッコミ所多く、演出部分にも多々ありましたが、子役パワーに押されて魅入ってしまいます。吉田琴里ちゃんは、本当に天才だ。。。今期は警察と親子ばっかでしたもう少し、各局、被らないようにしたら~。。。 おなじみの勝手に授賞式独断と偏見の授賞式です。主演男優賞 阿部寛「新参者」 次点 内野聖陽「臨場」助演男優賞 ARATA「チェイス~国税査察官~」 次点 成宮寛貴「ヤンキー君とメガネちゃん」(助演じゃないんだけどね)主演女優賞 檀れい「八日目の蝉」 次点 松雪泰子「Mother」 助演女優賞 北乃きい「八日目の蝉」 田中裕子「Mother」 次点 仲里依紗「ヤンキー君とメガネちゃん」新人賞 芦田愛菜「Mother」団体賞 4年3組のすげ~子役さんたち「ハガネの女」オープニング・エンディング映像賞 「三代目明智小五郎~今日も明智が殺される~」テーマソング賞 「新参者」山下達郎/街物語(まちものがたり)価格:1,000円(税込、送料別)次点 「ヤンキー君とメガネちゃん」ルーズリーフ/ヒルクライム価格:1,000円(税込、送料別)楽曲賞 「絶対零度~未解決事件特命捜査~」7月期のラインナップはこちら来期もよろしくお願い致します~