カテゴリ:腕時計
先日、日本ロレックスにオーバーホール完了したとのことで取りに行った父の形見のロレックスサブマリーナです。
品番は16613 通称青サブってやつですね。 この時計は、1998年に母が、結婚30年だからと費用を出して購入したものです。 家電量販店の時計売場で、56万円で購入した領収書があります。 今は、ロレックスを含むスイス時計、やたらと高額になってしまいましたが、 当時のロレックスは、普通の人が普通に ちょっと頑張って買えました。 コンビモデルだから50万を越えましたが、 スチールのモデルなら30万円代で買えたはずです。 なぜ、父がコンビモデルを購入したかと言うと、父の職場で、ロレックスが流行っていて、既にスチールのモデルは他の人がしていたからなんです。 正直、コンビモデルは、趣味悪いなと 私は思ってましたが、父が買った家電量販店のポイントで、掃除機や電子レンジなど 独り暮らしに必要な物を買えたので、助かりましたし、今でも掃除機は現役です。 とにかくそれ以来、父はこれをずっとはめていました。はめていなかったのは、日本ロレックスにオーバーホールに出した時だけ。それ以外は22年間彼の腕に巻かれ、時を刻み続けて来ました。 58歳から亡くなる80歳まで、彼の象徴でしたね。自宅で亡くなったその時も、もちろん彼の腕に、歳を取り痩せたその腕に巻かれていました。 父の宝物で、はめていると母が一緒にいるような気持ちになったのかもしれませんね。 残念ながら、今の私は腕時計を仕事中にはめることが出来ないので、何日かはめていましたが、きちんはめていれば、日差+2秒くらいの素晴らしい精度で稼働するのですが、どうしても巻き上げ不足になるみたいで、結局、はめていませんが、これは一生大切にしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.22 13:41:55
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