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2008.08.24
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カテゴリ:今日の成長
たまたま会社に送られてきていた一橋大学が発行している
『merc』(メルク)3号:2008年5月発行を読みまして、
その記事から。

新ストア主義というのが、16世紀にあったそうで、その主義は、
ユストゥス・リプシウスという人によって展開されたという。

その中に「恒心論」というのがあって、これにヒットしたので、
書いておきます。


以下引用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「恒心」とは、
外的なものや偶然的なものによって高められたり、
沈められたりすることにない、精神の正しくかつ揺ぎない強さである。
欲望、喜び、恐怖、悲嘆という情念にとらわれない。
怒ることも悲しむことも抑制し、耐えること、禁欲することが重要。

外界での苦悩を免れる能力で、それ以上に「無感動」を可能にする。
その「無感動」とは、冷静で理性的であること、短期ではなく長期を
見ること、そして、その先に行為がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは、昔の相撲の大横綱、双葉山が言った言葉、「いまだ木鶏たりえず」から
通ずるところのようです。

簡単に言いますと、強くあるには、自分の邪念を押し殺して、
「無」になり、どんな環境でもどんな人が何を言おうと、心乱されず、
揺ぎない自分でいること、ということです。

中世の哲学?も面白そうではありますね。





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Last updated  2008.08.25 00:22:42
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