カテゴリ:今日の成長
たまたま会社に送られてきていた一橋大学が発行している
『merc』(メルク)3号:2008年5月発行を読みまして、 その記事から。 新ストア主義というのが、16世紀にあったそうで、その主義は、 ユストゥス・リプシウスという人によって展開されたという。 その中に「恒心論」というのがあって、これにヒットしたので、 書いておきます。 以下引用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「恒心」とは、 外的なものや偶然的なものによって高められたり、 沈められたりすることにない、精神の正しくかつ揺ぎない強さである。 欲望、喜び、恐怖、悲嘆という情念にとらわれない。 怒ることも悲しむことも抑制し、耐えること、禁欲することが重要。 外界での苦悩を免れる能力で、それ以上に「無感動」を可能にする。 その「無感動」とは、冷静で理性的であること、短期ではなく長期を 見ること、そして、その先に行為がある。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これは、昔の相撲の大横綱、双葉山が言った言葉、「いまだ木鶏たりえず」から 通ずるところのようです。 簡単に言いますと、強くあるには、自分の邪念を押し殺して、 「無」になり、どんな環境でもどんな人が何を言おうと、心乱されず、 揺ぎない自分でいること、ということです。 中世の哲学?も面白そうではありますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.25 00:22:42
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