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昼、白金台を降り、駅から直ぐのBOOKOFFカフェに入る。白金台に来るといつも立ち寄る店だ。
古本屋にカフェが併設されている店で、セレブリティな子供づれの主婦がお茶しながらおしゃべりをしている。 メニューにあったオムライスが無性に食べたくなり、オムライスとアイスコーヒーを注文した。調理場はないので、電子レンジで加熱しただけと思えるが意外に美味しかった。 食べ終えて席で5分ほどぼーっとして、本を買おうとBOOKOFFに入る。 次の時間まであまりなかったので、2、3分で選ばなくてはならなかったが、久しぶりに平野啓一郎を思い出し、手に取った。 店を出て、ある大学へ歩いて向かう。目に入る景色を楽しみながら。 すると、向こうから白い開襟シャツにミニスカートの女子学生が、急いで走っているのが見えた。小さい胸が揺れていた。まだあどけない可愛らしい女の子で、幼さの残る顔立ちをしていた。 その急ぐ表情が清々しく見えた。 「若いっていいなあ。」 何も、その頃に戻りたいわけじゃない。ただ、人生の歩みを進める人として、そう思っただけだ。 その女の子とすれ違ってからさらに、暑い日差しの中を歩くと目的地の大学のチャペルが見えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.04 20:42:11
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