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山に登りたいと思い、ルートを調べて、宿や電車を予約して、装備を準備する。
山の麓から山頂を見据えて、あそこまで登るんだと心に決める。 登り始めたら、足元を見て、天候や体調を見てペースを考える。 行ってみたら山の中は雨で、通る予定にしていた道は雨による小川に遮られ回り道しないといけないこともある。 雨が激しくなり、引き返すか、まだ行けるか判断に迫られる。 回り道してみたら、道は残っていて。 しかし、体力は消耗し、辛い。 そんな時だけは、目の前だけでなく、山の麓でみた山頂の姿を思い出してみる。そしてまた、現実の目の前の足元をひたすら注意して一歩一歩。 山頂に辿り着くと、喜びを分かち合い、しばし、感慨に耽る。 次は、山を下らなければならない。プロの登山家でも、下山での事故が多い。 気を引き締めて、また足元を一歩一歩。 麓に辿りつけば、本当に喜びに満ちる瞬間がやってくる。 一日か何日か経つと、山を登り切った時のことを思い返して、また次の目標を探す。 人生は、そんなものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.27 20:31:55
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