MERIDA X BACEでREACTO TEAMに試乗!
昨年12月にMERIDA X BACEでSCULTURA TEAMに試乗しましたが、今回は、REACTOに試乗してきました。昨年12月の様子↓https://plaza.rakuten.co.jp/kenken34/diary/202312270000/X BASEのスタッフの方、前に来たことを覚えてくださっていました。ありがとうございます。さて、今回借りたのは、REACTO Teamです。https://www.merida.jp/lineup/road_bike/reacto_team.htmlお値段は、1,595,000円 [税込]です。(壊したら大変です。)サイズは、50(XS)です。白系のフレームは、個人手に好みです。CF5という最上位グレードのカーボンフレームです。今回の試乗は、エアロバイクに一度乗ってみたかったのが大きな動機です。エアロバイクは、やっぱりかっこいいっすね~。上り下りがないと面白くないだろうと、亀石峠をめざしてヒルクライムを楽しんでいたのですが・・・。ゲリラ豪雨が降ってきました。仕方ないので、2回も雨宿りしました。以前、SCULTURAでは、2時間でしたが、REACTOは4時間でレンタルしました。4時間レンタルしておいてよかったです。雨でほとんど乗れないところでした。ちなみに、4時間6,600円+1100円(保険料)でしたが、イオンカードでレンタル料10%引きでした。(合計7,040円)あと、モンベルカードを見せると特典でお土産にボールペンをくださいました。雨宿り中に、試乗車をいろいろとチェックしました。今年のTEAM モデルには、メリダオリジナル一体型カーボンハンドルが採用されていて、これが握りやすかったです。スクルトゥーラもVisionから同様に変更されたようです。上ハンドルの部分がエアロ形状になっていますが、握りやすさを両立する形でとても気に入りました。ホイールは、METRON 60 SL Clincher TL Discです。ラチェット音が大きく、ち密な音で高級感があります。ハイトがSCULTURAは、45mmでしたが、REACTOは、60mmでよりエアロ傾向になっています。特に下りで、前からの風当たりが少し変わると若干ぶれるので怖いです。もし、小生が所有するのなら、フロントだけでも45mmぐらいのホイールに換えるかもしれませんね。タイヤは、 Continental Grand Prix 5000S TR 700x28C fold tubeless readyで、チューブを入れてクリンチャー状態で装着されています。もちろん、すぐにチューブレスレディにもできますが、試乗車は、チューブが入っている分多少重いです。チューブレス状態と直接比べたわけでないですが、チューブレスにしたらより軽快な走りが実現できると思います。登りで、特別重いという感じはありません。剛性感からスルスル進みます。リムハイトの低いより軽いホイールと直接比べたら重いとは思いますが・・・。サドルは、プロロゴSCRATCH M5 V-mount adapter incl. MERIDA minitoolです。サドル下に、ミニツールがついています。カーボンレールモデルなので、買うと結構なお値段がします。穴なしモデルでしたが、2時間近いヒルクライムでも痛みはありませんでした。穴なしで今回良かったのは、雨で浸水してくることがなかったのが助かりました。ショートタイプのサドルですが、従前のタイプと比べても違和感なくライドできました。DURA-ACE R9200がフルセットでついていますが、TIME ALPE D'HUEZにつけているULTEGRA R8100とあまり差はないと感じました。仕上げや、重量差はあるのですが、昔ほどデュラエースとアルテグラの差はないとやはり確信しました。【8/25は「4倍!」エントリーでポイントUP】PROLOGO (プロロゴ) SCRATCH M5 (スクラッチ M5) NACKレール サドル ハードブラック「こいつは、ブレーキがやけに利くな~」と思っていたら、ブレーキディスクが前後とも160mmでした。ウエットコンディションでも安心してブレーキングできました。一般的には、リアは140mmを採用することが多いですが、ちなみに、SCULTURAは140mmです。リアスプロケットは11-30Tでした。フロントは、52T・36Tです。激坂を登りたいなら、リアに34Tを導入すればより走りやすくなるでしょう。雨が止んだので亀石峠頂上まで行ってきて、下りました。雨が降っていなければ、そのまま伊東市まで峠を下り、戻ってこようかと思っていたのですが、天候が不順であきらめてUターンして下りました。登りは、軽快ですが、SCULTURAのほうがやはり軽かったように思います。(半年前に乗ったので記憶が薄れている。)自分のTIME ALPE D'HUEZ(ホイール:キシリウムSL)もこの乗る前にこの峠で乗ってみましたが、TIME ALPE D'HUEZのほうが軽いような気がします。とはいうものの、60mmのディープホイールをはいていて、この軽快さはおどろきです。車両重量でいうと300gぐらいSCULTURAよりREACTOのほうが重いとのことです。下りは、エアロで想像以上に加速するかと思いましたが、差を感じ取ることはできず、それより60mmのディープホイールがちょっとした風の流れが変わるだけで安定しないので、走りにくかったです。剛性感は、SCULTURAよりあるらしいですが、似た感じがします。SCULTURAの時も思ったのですが、剛性のバランスが良く、長時間乗っていても疲れそうにありません。TIME ALPE D'HUEZのほうが、この2台より硬いかもしれません。話がそれますが、途中サイクルスポーツセンターに寄りました。亀石峠を下りてきて、平地を巡行したのち、X BASEに戻りました。平地巡行では、REACTOは一度速度に乗るとその速度を維持しやすく感じました。段差の突き上げ感は、ありますね。剛性の高いフォークが、そうさせているのか60mmのVisionのホイールのせいなのかわかりませんが、その点は、SCULTURAやTIME ALPE D'HUEZのほうがよさそうです。やはり、エアロバイクは、平地向きなのだと思います。X BASEのスタッフさんに、高級なバイクをずぶ濡れにしてしまい・・・。「毎回洗車するので、こけなければ良いですよ。」とのことでした。忙しそうだったので、あまり会話はできなかったですが、SCULTURAより硬いことを伝えました。SCULTURAとREACTOのどちらを買うかと言われれば、SCULTURAかなと思います。SCULTURAは、癖がなくバランスが取れています。REACTOはエアロ重視のフレームとパーツアッセンブルで、時折癖を見せます。登りの軽さももちろんのこと、特に高速で下る際に、ちょっとした風やハンドルを切った際に、挙動が乱れて怖いです。慣れれば何ともないレベルだと思いますが、楽なのはSCULTURAです。また、気になるバイクがあったら試乗したいと思います。蛇足な情報ですが・・・ずぶ濡れでしたが、試乗した人は、無料でX BASE併設の温泉につかることができます。体が冷え切っていたので助かりました。【店頭受け取りのみ】MERIDA メリダ 2022/2023 REACTO 4000 リアクト 4000 [レッド/ブラック(チームレプリカ)・ガンメタルグレー(ブルー)]【店頭受け取りのみ】MERIDA メリダ 2023 REACTO 6000 リアクト 6000 [グロッシーブラック/マットブラック・シルクバーガンディレッド(ブラック)]