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カテゴリ:日常・趣味
今日、お逢いした方の部下(?)・・・・
自衛隊を退職された方なので年は随分、上の方だったようですので、 部下という感じでもなかったのでしょうが・・・ が、先月5日に亡くなっているのが発見されたそうです。 先月・・・そう、お正月休みが終わり、仕事始めの日。 出勤して来ないのを不審に思って調べたら、亡くなっていた。 不動産のお仕事で前職の職域担当の営業のお仕事。 仕事は至って真面目。 休み明けのスケジュールなどもキッチリ決めてあり、真剣に取り組んでいた ご様子でしたが、家族とは上手く言っていなかった、らしい。 あまり自分の事は話さない人だったそうで、昨年の年末に随分永い間 奥さんと別居しているとの話しを聞いたばかりだったそうです。 正月休みなんて要らないのに。と冗談めかして言っていたとの事。 寂しかったんでしょうね。 死因は、一酸化炭素中毒。 遺書も何も無く、事故死扱いとなったようですが、 寝室に練炭って、普通置かないでしょ。 私がお逢いしていた人も、気付いてあげられなかった事を悔しがって いらっしゃいました。 遺品を整理しようと、机の中を見ると、空っぽだった。 やっぱり、そういうことですよね。 夫婦の事、家族の事は他人には計り知れない事情があると思います。 でも、お葬式での奥さんの態度は酷かったらしい。 すっきりさわやか。晴れ晴れとした様子。 その上、故人の悪口の嵐・嵐・・・嵐。 家族葬だった事で、お葬式の後、弔問に訪れた人も多かったそうですが、 毎度、毎度だったとの事。 相手が亡くなっても、怒り、憎しみを増大させてしまっているように 感じられる様子で、バラバラ殺人の犯人を思い出しました。 許してあげられないものだろうか? せめて表に出さない事はできないの? そんなに憎んでいるのに、退職金や家は欲しいの? 家族って何? 作年末、お客さんのご主人も亡くなった。 この方は、癌。 半年の命。と宣告されてから3年、頑張った末の事でした。 出来るだけ家族と一緒にいさせてあげたい。 自分の家で最後を迎えさせてあげたい。 最後は痙攣し、緊急入院して、そのままご自宅には戻れませんでしたが、 奥さんは自分が鬱になりながらも一生懸命看護していました。 終末医療の考え方で、延命措置を取らない。 苦しみを取り除く為に、食べ物も食べさせられない。 お陰で、安らかな最後を迎えられたのですが、 それでも、本当にそれで良かったのか、後悔も、悩む事もある。 そんなお話しをお聞きし、励ましたりしていた。 (お陰で、大事な会合をスッポカしてしまい顰蹙を買ってしまいましたが・・汗) その奥さんはまだ本調子ではなく、年が明けてからもお会いする機会が多い状況なので、 ご主人の「死」というだけが共通点で、その他は全く対照的な家族を比べてしまう。 家族。妻。夫。息子。娘。 一番大事ですよね。やっぱり。 折りしも、飯田史彦氏の「ブレイクスルー思考」という本を、 たまたま講演会でお呼びするご縁で読んでいる最中。 自殺はするんじゃない! 家族が一番大事! と偶然にもシンクロしていて、死と家族について考えさせられた一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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