有痛性がいけい骨の症例
有痛性外けい骨の痛みで来院して来た、中学二年生のバレー部の女子は、半年前から足首周りが痛み出し、整形外科で診てもらったところ、有痛性外けい骨と診断されました。痛みは日に日に増してきて、ここ一ヶ月間は歩くのもやっとと言う状況での来院です。実は彼女、整形外科でこの病名を診断される前に、違う整形外科に二院程診てもらったそうですが、その時は疲労と言われたそうです。疲労にしては一向に改善する気配のない娘が心配になり、スポーツ障害で有名な整形外科に行った経緯がありました。しかしその病院でも、「疲れで筋肉が硬くなっているし、手術する程の症状でもないので、様子をみましょう」と言われ終わったそうです。まさに当院に来るのは、藁にもすがる気持ちだったそうです。初診の時には、娘さんとお母さんに4~5回は掛かると思っていて下さいと説明しました。ところが一回目の整体で痛みが大きく改善され、二日後に二回目の整体を終えた時には、ベットの上でスキップができるまで改善してしまい、お母さんビックリ。何度も何度も「無理してない?本当に痛くないの?」と娘さんに聞いていました(笑)今回の整体方法は、従来の手法とは違う方法でおこなってみました。前々から思いついていた手法ですが、これが良かったのかも知れません。念のため二日後に三回目の予約を入れて頂きましたが、その時来院した時には、触る圧すなどしても痛みはなく、部活の練習も普通にこなしてきたそうで、完全に回復したようです。お母さんが「あんなに痛そうに歩いていたのが嘘のようです」と残された言葉が、今日も私の栄養の元になりました。めでたしめでたし!!