DJ Kennedy/life is damn groovy

film: Rounders (1998)
♪Together Again / Janet Jackson

夫と私、カジノではちょっと、プロである。
この話についてはまたそのうち、ということにするが、昨晩ペプシにライムを絞って飲みながら、"Rounders"を観たいね、と話したのだった。世界中どこのカジノに行っても、テーブルについている時間が長くなると、だいたい深夜3時近くに飲みたくなるのがペプシ＋ライム。

カジノのない日本での週末にはどこか物足りなさも感じるのだけれど、今夜はこの「真剣勝負」を観てあの、ちょっと悪いことをしているような緊迫感を懐かしむことにする。

ロウ・スクールに通う学生が、やがては得るロイヤーの地位を捨ててポーカー・プレイヤーの道を選ぶというストーリーで、それまでの間に繰り広げられる出来事と裏社会の掟、良い人間と悪い人間、友情、愛情、エリート学生の決断、そんなキーワードが鮮烈に迫ってくる。

私はMatt Damonのビッグ・ファンではないが、とても素敵だ。Co-StarringのEdward Nortonは勿論良い。彼は本当にどんな役でも人を肯かせてしまうなと思う。脇を固めるアクター達もこの映画をしっくりと彩っている。オーソドックスなギャングやマフィアのストーリー、またメタリックなサイバー・ミステリーに観飽きたら、きっと気に入るに違いない。

これから早速バーボンを傍らに、カードを手に取りシャフルしながら、観てみるか。そして映画が終わったら、良い眠りの為に聴こう、この映画と同じ年にヒットした軽快なジャネット。さすがに夢の中にまで、ゲイミングを持ち込みたくは、ないし。